時の約束
□2夜
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ジョン太「いや、だから店の前にいたんだよ、」
『あぁ?』
ジョン太「ほんとだって!!」
『店の前に倒れてただぁ?これ以上あんたたちみたいなの増やさないでよ、』
目の前にいるジョン太は目を伏せている。
後ろにいる憂夜さんは、多分頭をかかえているはずだ。
ことの始まりは、ジョン太。
このソファーで寝てる少女が店の前に倒れていたらしい。
憂夜「店長、いかがなさいますか?」
その少女を見ながら問う憂夜さん、
『んー、ほっとくわけにもいかないし、
…ひとまず私の部屋に寝かせておくか、
憂夜さん、お願いできる?』
憂夜「はい、」
ふわっと少女を横抱きにする憂夜さん。
『もうこんな時間だし、アンタも早く帰りなさい、』
つっ立て居るジョン太に言う、
ジョン太「でもよ、」
『大丈夫だって、』
ジョン太のことだから放っておけなかったんでしょ、
そう言えばおう、と帰ってくる返事。
『あの子のことはちゃんとしとくから、』
ジョン太は渋々納得してくれ、帰る準備をしてくれた。
2夜
(これがあの子との出会い)
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