ここでは、JukeBoxという名称で販売されていたカラオケ用途のテープを見ましょうか。

性能的にはLN系列の一般テープと同等程度ですが、若干厚めのテープが使用されています。
また、リーダーテープが付いて居らず、いきなり録音可能です。

ただ、安物の為か、時々走行が不安定な個体もあるみたいです。



白ハーフ版。
たぶん旧型?
祖母のラックから拾ってきた。
ハレ晴れユカイ、冒険でしょでしょを録音してみたが、保存状態が非常に悪く、実用には耐えなかった。
その後、ドライバーで解体していじっていたら崩壊して木っ端微塵になってしまったΣ(゜Δ゜)



たぶん先の物よりも多少新しいと思われる。
これも祖母のラックから拾ってきた。
表には祖母が録音したらしい夫婦道という演歌、裏にはダンス用にハレ晴れユカイが収録されている。
動作映像(YouTube 夫婦道)
音質は安定しており、ベースの低音もそれなりに、ハルヒの声も鮮明に録音されている。

さすがMaxell。
音楽を鑑賞する目的ではないカラオケ用でも使い物になるではないか!


ここからは、カラオケ用かは微妙ですが、最近の製品を見てみましょう。

SD(SOUND)


こんなパッケージ。

名前はSDですが、TDKのSuperDinamicとは違い、Soundの略称のようです。
中音域をベースに低、高音域もそこそこカバーしたMaxellらしいテープです。
音質は安定しており、逆にいうと特徴のぱっとしない汎用テープです。
高音質でも低音質でもない、普通のテープです。

そこへこういう概念を嫌う「ハルヒ」を録音しました。
先日購入したSONY-CDxIIは低音が弱く、迫力に欠けるので買い直してみたのです。

すでに絶版品らしいですが、近所の百均に在庫品が十数本程度ありました。
ダイソー独自ブランドの安テープも何種類かあったので、今度じっくり見てみましょうか。
こういうディスカウントには変な在庫が残ってたりする事が分かったので、電気屋ではなくこういう店を当たると楽しそうですね。


CD's1

SDの前身と推測するテープ。
大須の怪しいCD屋で発見した。
痺れるような超性能こそ感じないが、中〜高音域が得意、安定した音質とソース再現力を持つ。
Maxellの安定期らしい印象のテープ。
現在は東方の卯酉東海道を収録しているが、繊細な美しさの再現が可能であった。

また、ケースは表面が磨りガラス上になっており、手触りのすべすべ感がとてつもなく気持ちいい(何


パッケージ。
はい、\60円のダラ安です。
"優しい手触り"は自信を持って良い文句です。
色々とセールスポイントが書いてあって、やる気が感じられます。
でもやっぱり、CD録音用テープ、なんですね...。



こちらは、廃品回収会で拾った20分版。
おそらく↑の製品より古い物だと思う。




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