ここでは、マクセルのLN系列を見ましょうか。

LNは一般向けに開発されたテープのようです。
古い物も含めて、比較的良い状態で残っている物が多く、丈夫なんだと感心します。
また、テープの厚さも若干厚めの仕様のようで(120とかは例外だが)、そのへんも強度面では自信を持ってよさそうです。
ただ、音楽用のUD系列よりは多少見劣りがします。仕方ないですが。


[LN(ローノイズ)]

LN(LowNoize)テープ。
この時代に各社でよく使用された名前です。
黄色いラベルで斬新ですが、ハーフ自体は昔ながらのTDK-DとかSONYやFUJIの初期型と同じような形状です。
基本的に中音域重視ですが、TDKほどではない物の低音を収録でき、多少は高音も入ります。
UDより音は丸っぽいですが、音楽録音にも耐えうる、けっこう優秀なテープです。

現在はデコトラ2/3の演歌を収録して実用していますが、非常に快適に聞けています。


[UL(ウルトラローノイズ)]

ULテープ。
LNの後継品。
朱色のラベルが目立ちます。
テープの色がミルクコーヒーみたいな明るい感じです。
性能は先のLNとそんなに変わらないと思います。
写真の120と60を保有していますが、60の個体は若干テープ巻きが粗いです。

120は深夜番組をラジオで傍受して長時間録音するのに重宝しており、現在はクラナド/とある魔術の禁書目録(Index)の録音用として稼働しております。
古い長時間にもかかわらず走行は安定しており、ピンチローラに絡まるなどの事故も皆無で元気です。

60はひぐらしのく頃に系ソングを録音して実働中です。
46分の2代目BHF後継として曲を増やして稼働を開始し、眠いときに聞いていますが、2代目BHFに比べ
・「サー」という雑音が若干大きい
・超音波的な高音域が弱い
という感じです。
まあ、雛見沢症候群を発症するリスクは低いのでおkおk。


[UR]

↑は第3世代の初代?
UDIに似たデザインですが、ピカピカな光沢はなく、アルミのような質感のラベルです。
たぶん第2→第3世代移行時にULの後継として開発された物だと思う。
拾いもんなので、詳細は未確認。






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