歌と詩(うた)が繋がる道

□始まりの恋
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太陽が真上にある時間帯

あんなに朝早く起きたのに家を出たのは…11時過ぎ…


まぁいっか…


今日は音楽の時間が1時間もないから行っても意味ないしな


学校にゆっくり散歩しながら行くのもいいかも知れない


だって歩きながら色々な音を聞くのは好きだからな。


そうやって日常の音から詩を曲にするからな。


神流が作ってくれた最高の詩には最高の音を合わせたいと思ってるからいつも曲にするヒントを探している



そんな毎日を過ごしていれ俺は歌中心の日常の繰り返し。



ただ今、キラキラとイチョウの木のしたのベンチに降り注ぐのこぼれ日を思い出す。









――――――――――――――――――――――


今は、昼休みの時間か…

あぁ教室に入るのが憂鬱だな…


゛ガラッ゛


突っ立ってても仕方ないから教室の扉を開けるとあらゆるところから来る視線の嵐


うざったい


このクラスで俺に話しかけてくれるような奴はいない…



だから尚更注目を集めるのは辛い



足早に自分の席に行くと今思ったことを忘れるためにそのまま寝る体制に入る


一向に眠気が起きないけど馬鹿みたいにいつも一緒にいるたった1人の親友を思い出す。


だってここは、俺にとっては冷たすぎるから…
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