小説
□11:
1ページ/4ページ
その髪の漆黒だとか
その掠れた声だとか
愛しいのは本当、でも、
偽者は いらない
倦怠 虚勢
優
等生
出会いは衝撃的だった。
何しろ初対面の相手にブスと称された経験など、この余りにも短過ぎる人生の中には無かったからだ。
だから、憤慨した。
けれど同時に新鮮でもあって。
「ね、ナルト。サイってさ」
サスケ君にちょっと似てるね。
抱いたのは興味。
好意、ではなく。好奇心。
「声とか雰囲気とかさ、」
そう思わない?
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ