駄文

□君を愛してる
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君を愛してる



ボクは知らなすぎた。

愛しい君のことを…









「リー!」


「え…?」


「え?じゃないわよ!どうしたのよ?」


テンテンはボクを見て心配そうにしている。


「何がですか?」


何のことだか分からないボクは、間抜けな声を出して聞いた。


「何がじゃないわよ!空なんか見てボケーッとして!アンタらしくもない!」


テンテンがハァ…と大きなため息を出す。


「すみません、考え事してたもので」


そういうとテンテンは目を見開いて




「リー!?アンタホントにリーなの!?」




と肩を揺すってくる。


「ハイ?そうですよ?」


ボクが不思議そうにしていると


「わかったわ…もう何も言わない…」


テンテンは脱力しているようで、ズルズルと体を引き摺っている。




すると、テンテンがいきなりくるりと此方を振り返った。







「アンタ…好きな人でもできたワケ?」






と聞いてきた。


ボクは、「えぇ、まぁ」と簡単に答える。


「マジ!?」


なんて話をしていると、ボクの愛しい君が来た。


「あ!ネジv」


日向ネジ、同じチームの天才で下忍最強の男。


「どうした?リー」




僕の、好きな人。




「そうそう!リーったら好きな人が出来たらしいの!」


テンテン、一言多いんですよ。



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