†lyrics†

□真意の雨
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真意の雨



最後の楽園に踏み込む 翼を持たぬ人
逃げ惑う民を捉え 汚れた証を刻む

泣き崩れる人々の首に鎖を繋いで
処刑場に向かう 足取りは重く
冷たい雨が降りだして 遠ざかる光
母の手を離れた子供が 鉛の矢で射ぬかれた

取り囲む人の群れ 眺める瞳は冷めて
梁付けられた僕等に降り注ぐ雨は誰にも等しく
仰いだ空は異形を許さぬ 彼らの肌も濡らす

泣き叫ぶ民 翼を奪われ 霞む意識の中
血の色に染まる僕の視界に
残された滲んだ綺麗な雨

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