疾風と繰り返される旋律(小説)
□〜12月12日〜 最終決戦の時
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ヒナギク「もう・・・駄目かも・・・」
私達はなんとか鬼の攻撃をかわしていたが・・・
義之「たしかに・・・そろそろマズイな・・・」
いくらかわしてもキリが無い
茜「う〜・・・もう駄目・・・」
杏「そろそろ限界ね・・・」
すでに杏と茜は疲れて動けない状態だ
まゆき「まだまだ・・・」
まゆき先輩はまだ大丈夫らしいが長くは持たないだろう
鬼「くらえ!」
上下の階の鬼が網を打ち出して来た
ヒナギク『もう駄目か!』
私は目をつむって網が落ちてくるのを待っていた
しかしいつまでたっても落ちて来ない
私は恐る恐る目を開けた
?「戦闘中に目をつむるのは感心しませんよ」