疾風と繰り返される旋律(小説)
□〜12月11日〜
2ページ/15ページ
〜午前8時〜
俺達は学校前にいる
待ち合わせまでまだ30分ある
ダイゴ「さて、どうしたものかな・・・」
すると
着信『爽やかでギャグたわわ あなたは痛快 春の人〜・・・』
ダイゴ「ん?なんだ?」
俺は携帯を開いた
メールだ・・・(逃◯中的に)
『お話聞きました・・・お渡ししたいものがあります・・・鷺ノ宮伊澄』
ダイゴ「渡したいもの?」
ハヤテ「なんでしょうね?」
ダイゴ「ん〜・・・ってうわ!」
いつの間にかハヤテが来ていた
ダイゴ「声くらいかけろよ・・・」
ハヤテ「かけたじゃないですか、今」
いや・・・まあそうだけど・・・
ヒナギク「それにしても何かしらね・・・渡すものって」
ダイゴ・ハヤテ「うわっ!」
ヒナギク「ん?何?」
ダイゴ「いたのか・・・」
ヒナギク「ええ・・・それが何か?」
ダイゴ「ん、まあおはよう」
ヒナギク「はいおはよ」
ハヤテ「いきなり声かけられると案外驚きますね・・・」
まあこんな会話をしているうちに出発の時間
しかし・・・
ダイゴ「来ないな・・・」
ハヤテ「ええ、来ませんね・・・」
そう・・・鷺ノ宮さんが来ない・・・
ダイゴ「まあ空でいくらでも調整は効くだろ・・・」
ハヤテ「そうですね」
ヒナギク「・・・・ぇ・・・」
ヒナギクが変な声を出した
ダイゴ「ん?なんだ?」
俺がヒナギクに聞くが
ヒナギク「いや、なんでもないは!」
ダイゴ「そうか?」
しかしこのときは気が付かなかった・・・
この計画のミスに・・・