疾風と繰り返される旋律(小説)
□〜12月20日〜
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杉並「で、結局あれからずっと眠り続けていたわけか・・・」
ダイゴ「そうなるな・・・」
俺は教室で義之や渉、杉並に金曜から昨日のはなしをしている
渉「にしても・・・かわいそうなやつだな・・・」
ダイゴ「んあ?何が?」
ずっと寝ていた事だろうか?
むしろ俺にとっては眠れてよかったのだが・・・
まだこの学校の皆は俺が眠れない事を知らない
渉「もうすぐクリスマス・・・それなのに休日にずっと寝ているとは!」
ダイゴ「もうすぐクリスマスなのとずっと寝てるのと何の関係があるんだ?」
渉「お前・・・クリスマスイヴまであと4日なんだぞ!」
義之はまた始まったと言わんばかりの顔をしている
渉「クリスマスイヴは恋人とすごさないでどうする!」
ダイゴ「別にクリスマスだからって恋人とすごさなくちゃいけないなんて法律無いだろ」
渉「そんなのは恋人いないやつの言い訳だな♪」
む、たしかにそのとおりだ・・・
そういえば恋人なんていたこと無いな・・・
義之「ところでダイゴは今までどんなふうにクリスマスをすごしてたんだ?」
渉「やっぱりアレか?金持ちらしく豪華なのか?」
ダイゴ「クリスマス・・・どんなって」
一年前のはともかく今までのは・・・
〜〜〜〜〜〜
※あまりに悲惨なためここからは音声のみでお楽しみください♪
泉「それそれ〜♪廻れ〜!」
ダイゴ「うわ!ちょっと!腕抜ける!」
〜〜〜〜
理沙「フフン♪ここは飲み比べといこうではないか・・・」
ダイゴ「グレーブジュースかよ!」
〜〜〜〜
美希「受け取れ!私達からのプレゼント!プラスチック爆弾だ!
キャッチ出来なかったら爆発するぞ!」
理沙「くらえ!」
ダイゴ「ぐは!」
泉「ちょっとやり過ぎじゃ・・・」
〜〜〜〜
渉「な〜んかムカつく回想が流れたような気がするのは俺だけか!」
何故か渉は一人でキレている
義之「ダイゴ・・・わかるぞ・・・お前の苦労・・・」
ダイゴ「ん?あ、ああ・・・ちょっと待て!俺何か言ったか?」
俺は杉並のほうを見て言ったが
杉並「ミステリーだな・・・」
などと言って相手にしてくれない