疾風と繰り返される旋律(小説)
□〜12月13日〜
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〜学校生活再開〜
音姫「みんな忘れ物は無い?」
みんなとは俺、ヒナギク、ハヤテ、義之のことだ
まあ俺達3人は教科書などはまだ無いため忘れ物などは無いと思う
義之「それより早く行こうぜ
初日から3人を遅刻させる訳にはいかないだろ」
音姫「そうだね
それじゃあいこうか♪」
ついでにここには由夢ちゃんはいない
保険委員の仕事とかで早めの登校になっている
音姫「ダイゴ君?」
突然目の前に音姫さんの顔が現れた
ダイゴ「な!何ですか!?」
ハヤテ「聞いてなかったんですか?」
音姫「生徒会!手伝ってくれる?」
ダイゴ「もう少し後でいいですか?ちょっと決められなくて・・・」
音姫「そっか・・・じゃあ早めに頼むね♪」
ダイゴ「はい・・・」
ヒナギク「どうしたの?」
俺のテンションの低さに見兼ねたのかヒナギクが横に来て話しかけてきた
ダイゴ「別に・・・何でもないよ・・・」
ヒナギク「そう?ならいいけど・・・」
そこで会話は途切れてしまった
正直昨日のはショックが大きい
守るためと言っても変な所を見せてしまった
とはいえ落ち込んでいても仕方ないだろう
それにまだ完全に嫌われたかもわからないし・・・