疾風と繰り返される旋律(小説)

□〜12月12日〜 最終決戦の時
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ヒナギク「やっぱりちょっとキツイわね・・・」

そう言って私は木刀を振って飛んでくる網を叩き落とした

ヒナギク「ハアァァァ!」

私は網を飛ばしてきた人が手に持っていた装置を木刀て破壊した

まゆき「さあ!行くわよ!」

回りにいる鬼を突き飛ばしながらまゆき先輩は言った

義之「了解!」

杏「結構苦労するわね・・・」

茜「う〜ん・・・ちょっとキリ無いかも・・・」

あとの三人はまゆき先輩が鬼から奪い取った網を打ち出す機械を使っている

私達が階段を昇って踊り場まで上がると

鬼1「ここは通さない!」
鬼2「待て!」

上の階と下の階から鬼が来た

義之「挟み撃ちか!」

まゆき「流石にマズイかな・・・」

確かに人数が多い・・・

杏「少しでも時間を稼がなきゃ・・・と言いたいけど・・・」

茜「こっちはもう弾切れだよ〜・・・」

義之「それでも稼ぐんだろ!」

そう言って義之君は持っていた機械を床に投げた

ヒナギク「その通りよ!それに私は、白皇学院生徒会長!桂ヒナギク!こんなところで倒れる訳にはいかない!」

まゆき「んじゃ行きますか♪」

そう言ってまゆき先輩は上の階から降りてくる鬼に向かって走り出した

義之「待って下さい!」

義之君はまゆき先輩に続いた

ヒナギク「なら私達は下よ!」

茜「でも私達武器が!」

杏「ヒナギクが倒した敵から奪うのよ・・・」
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