疾風と繰り返される旋律(小説)
□〜12月10日〜
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〜始まりの風〜
・・・ここは白皇学院
今日のこの6時間目の世界史の授業が終われば、明日から1月15日まで冬休みだ。
よくわからないけど無駄に長い冬休みだな・・・
まあやることはだいたい決まっている・・・
どうせまたあの三人に無理矢理付き合わされるんだろう・・・
まあそのときはハヤテでも道連れにしてやるかな♪
そんなことを考えてると授業終了のチャイムがなった
雪路「んあ?終わりか・・・めんどくさいからHRもこのままやっちゃうか・・・
んじゃ、めんどくさいから手短にやるわよ〜
明日から冬休みだからね
間違えて学校きても知らないからね〜
以上!はい、いいんちょさん!号令かけて!」
泉「きり〜つ♪礼♪」
そしてそれぞれが帰る支度をしていると
放送『高等部二年の遠山ダイゴ君、桂ヒナギクさん、綾崎ハヤテ君、至急理事長室まで来て下さい。』
ダイゴ「え?」
放送『繰り返します、高等部二年の遠山ダイゴ君、桂ヒナギクさん、綾崎ハヤテ君、至急理事長室まで来て下さい』
どうやら聞き間違いでは無いらしい。俺は近くにいたハヤテに声をかけた
ダイゴ「ハヤテ・・・お前なんかやらかしたのか?」
ハヤテ「そんな・・・!何もしてませんよ!それにダイゴ君にヒナギクさんも呼び出されてたじゃないですか!」
ダイゴ「そうだよな・・・」
ヒナギク「こんなところにいつまでもいたって仕方ないでしょう・・・さっさと理事長室に行きましょ・・・」
放送を聞いたヒナギクが俺達のところに来た
ダイゴ「そうだな・・・どうせあの理事長がまた変なこと企んでるんだろうけどな・・・」
そう言って俺達は教室を出て理事長室に向かった
この時はまだ後ろからついてくる影に気が付かなかった・・・
?「何故だか面白そうな臭いがするな・・・」
?「ここで我々が動かずにいてどうする・・・」
?「にはは〜♪それでは行きますか♪」