≡dream≡
□特別授業
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「シロちゃ〜ん！！
勉強教えて！！」
「あ？」
〔特別授業〕
「…なんだよ。」
「なんだよじゃないよ！！笑
勉強教えてって！！」
「はぁ…仕方ねぇな。」
「やったぁ！！」
…こいつは俺の幼なじみ。
一緒に霊術院に入った。
こいつは武術の才能はあるんだが…
何せ勉強に関しては呆れるほどだ…。
理解力は悪いし…
記憶力はないし…
教える方も疲れる…。
まぁ、こいつをほっとけない俺も俺だがな…。
「…で？
今日は何だ？」
「えっとね…国語の宿題！！」
「国語か…読解か？」
「ううん！漢字！」
「はぁ？！漢字！？」
「うん！漢字！」
「はぁ…漢字か…。」
「そうだよ漢字だょ！！☆」
「…はぁ…。」
「ん？どうかしたの？」
「いや…あのな…。
漢字って…自力で出来るよな…？」
「何言ってんの！？
できるわけないじゃん！！」
「…はぁ…。」
…俺からすると「できないわけないじゃん！」…なんだけどな…。
まぁ、こいつの頭は普通じゃねぇからな。
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