お話

□会長と俺
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「よし。じゃあ、休憩にしよっか」

「おう!」

「会長!大変です!?」


今まさに休憩をとろうかというときに、生徒会の一人山崎が生徒会室へと入ってきた。


「空気読めよなジミー!」

「ええ!?何で!?」


やっと始まるであろう新八との甘い時間を邪魔された銀時は憤慨する。

ちなみに、銀時は新八に絶賛片思い中だ。端から見れば銀時の恋心なんてバレバレなのだが、新八は持ち前の鈍さで気づいていない。


「コラ銀さん!そんなこと言わない!それで、山崎くんどうしたの?」

「1年の教室で乱闘騒ぎだって!先生たちが止めに入ったみたいなんだけど、先生も殴られちゃったみたいで」

「えぇ!?なら、止めなくちゃ!」

「あ、おい!新八っ」


山崎の報告を聞いた途端、新八は生徒会室を飛び出した。
新八を追いかけるため銀時も続く。

山崎も余計なことを言いに来たものだ。
新八が必ず行くっての分かってるだろうが。
大事な会長さんが怪我とかしたらどうするんだ。
何でもかんでも新八に頼るんじゃねェ。





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