Short

□青葉の頃
1ページ/1ページ

※チルドレンがかぶれてる




アスカ「ハーイ、ヒカリ。グーテンモーゲーン」
ヒカリ「おはよう、アスカ」

アスカ「あーもう、あたし今お腹すきすぎてマジアンビリカルケーブル断線状態なんだけどー」
ヒカリ「えっ?何?アンビリカル…?」

アスカ「つーまーり、残り5分で動かなくなりそうって意味よっ☆」
ヒカリ「…?…へぇー…」

アスカ「昨日の夜いきなりバカシンジがナルシスホモんちに泊まるって電話寄越してさぁー。まぁ、ミサトもいなかったし夕飯当番は楽だったけど」
ヒカリ「良かったじゃない」

アスカ「でも朝ご飯抜きよ?!朝はあいつの担当なのに帰ってこないし!お弁当だってどうすんのよ!!無責任な上JA並だわ!!」
ヒカリ「じぇいえい?」

アスカ「あー、つまり役立たずって意味ね。」
ヒカリ「…へぇー…」

レイ「おはよう…」
アスカ「あらレイ」
ヒカリ「綾波さんおはよう」

レイ「アスカ…今の話…」
アスカ「聞いてたの?…マジJAでしょシンジの奴!」

レイ「違うの…碇君がカヲルの部屋に…」
アスカ「朝になっても帰って来ないのよあいつ!あたしの朝ご飯どうしてくれんのかしら!お弁当も!!」

レイ「碇君…カヲルに浸食されてないかしら」
アスカ「やめてよ考えないようにしてんのに」
ヒカリ「浸食ってどういう事?」

レイ「碇君のATフィールドが破られるって事よ」
アスカ「最悪コアまで晒け出されたかもしれないわ」
ヒカリ「…へぇー…」

レイ「あっ!碇君がきた…」
アスカ「げぇ!!あいつ何カヲルにもたれかかりながら歩いてんのよ!!男同士でベタベタしてキモチワルイ!!」
ヒカリ「渚君…碇君の肩抱いてる…」

カヲル「やぁアスカ。夕べはシンジ君を借りてしまって悪かったね」
アスカ「ちょっと、いつまでベタベタしてんのよ!!離れなさいよ見苦しいでしょ!!」

レイ「碇君…大丈夫…?何だか体調が良くなさそう…。………もしかして」
シンジ「だ、大丈夫、ちょっとあの…えっと…」

アスカ「シンジ!あんた朝食当番サボってどういうつもりよ!!お弁当は!?」
カヲル「そうシンジ君を責めないでくれないか。ランチなら僕が奢るさ」

アスカ「何であたしがあんたに奢られなきゃならないのよ!」
カヲル「悪いのは全て僕だからね。昨日シンジ君を家に帰さなかったのも、シンジ君を朝一人で起きられなくしたのも僕なんだ」
シンジ「カ…ッカヲル君!!」

レイ「碇君…まさかATフィールドを…」
シンジ「あっ、ち、違うんだ…僕…」
アスカ「な…な…な…あんたまさか本当に…」

カヲル「うん、そうだね。君たちには悪いけどシンジ君のATフィールドは僕のロンギヌスの槍で突破させていただいたよ。」
シンジ「カヲル君!!!」
レイ「!!!」
アスカ「!!!」

カヲル「激しい戦闘だったからシンジ君は疲れているんだ。それにシンジ君のセントラルドグマに使徒が潜入したのは昨日が初めてだったんだからね。」
シンジ「やだやだ、カヲル君もうやめてよ…やだよぉ…」

カヲル「ファーストインパクトが起きたというわけさ」
シンジ「カヲル君!」

カヲル「昨日、僕たちのシンクロ率は400%を超えていたね…シンジ君」
シンジ「し、知らないよっ!!」

カヲル「シンジ君の恥じらう姿、愛らしい…。今日にでもセカンドインパクトを起こしてしまいたい気分だ」
シンジ「知らないったら!!」

アスカ「レイ、ユニゾンよ」
レイ「第一種戦闘配置、使徒殲滅を最優先」

カヲル「おっと、そうはいかないよ。殲滅なんてされてしまったらシンジ君を守る事ができなくなってしまう」
アスカ「ハン、そしたらしょーがないからあたしが守ってやるわよ。主に使徒からね」
レイ「碇君が戦わなくて良いようにする…」

カヲル「やはり今日は登校すべきではなかったねシンジ君」
シンジ君「ひゃぁっ?!カヲル君!!何でお姫様抱っこなんて…っ!!」

カヲル「君を守るのは僕だ…ずっとね」
シンジ君「恥ずかしいよ!!下ろして!!」
アスカ「あっ!?使徒が逃げるわ!!」
レイ「必ず殲滅する」

カヲル「さぁ、帰ろうシンジ君。夏への扉は、そこにある」
シンジ君「下ろしてぇええ!!」
アスカ「あいつマジ青葉!」
レイ「マジ青葉…」

ヒカリ「あ、青葉?」

アスカ「うざいって意味よ」
レイ「あの人…いつも体に不具合があるくせにいちいち若さを強調してくるの…。…中学生相手に…正直…うざい…。」

ヒカリ「青葉って…え、人の名前?!」

アスカ「待ちなさい使徒―――!!逃げんじゃないわよ―――!!」
レイ「弐号機、ATフィールド全開」
アスカ「やってるわよ!!」




ヒカリ「………行っちゃった…」




***




トウジ「委員長おはよーさん。お?シンジたちはどないしたんや」
ヒカリ「今までいたんだけど…帰ったわ…」

トウジ「何かあったんか?」
ヒカリ「…」

トウジ「委員長?」
ヒカリ「どうしよう鈴原…エヴァのパイロットの人たちがいちいち意味不明で本当に青葉なの」

トウジ「何や青葉て」
ヒカリ「ウザイって意味なんだって…。…はぁ…エヴァのパイロットって変な人ばっかり選ばれてるんじゃないかしら」

トウジ「本人を前に失礼なやっちゃなー。ワイも一応パイロットやで」
ヒカリ「………す、鈴原だけは、別」

トウジ「何やぁ、そないな事言うても何も出ぇへんで」
ヒカリ「いいわ、その代わりいつまでもそのままの鈴原でいてね」

トウジ「………お、おう」




オワル。

+++

まさかのトウヒカ落ちっていう。

誰特だし(笑)

エヴァのパイロットが普段いちいち用語とか使ってたら青葉だよねーって話。(青葉さんに謝れ)

さりげないけどチルっ子たちは全員番号で呼び合わない仲良しちゃん設定にしてみた。ただしカヲル君はシンジ君としかあんまり仲良くない…(笑)

ちなみにうざい青葉さんの元はエヴァ2です。体に不具合が出てばかりのくせにやたら若さを強調してくるという謎の青葉っち。

10.02.08
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ