アリスの絵本

□Dグレ御三家三つ巴
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それは一方的な三つ巴。

「はぅ〜ラビ、神田おはようございます〜〜」

白髪の少年、アレン。

まだ眠たそうに目を擦ってます。

「おはよーさぁ!」

赤毛で眼帯の青年、ラビ。

こっちもちょっと眠そう…寝癖が酷いです。

「ん…おはよ。」

黒い長髪の青年、神田。

シャッキリしてて、今日も絶好調!

「おいモヤシ。ゴミが付いてるぞ。」

「あ…ホントだぁ〜」

神田はアレンの頭の上のゴミをとって捨てた。

「ありがとうごさいます〜」

まだ増しに開いていない目でお礼。

可愛いけど、気持ちがこもってない。

「ぎゅ」

ラビが神田に体重をかけて抱き付く。

「ユウ寝かせてさぁ〜」

当然困る神田。追い払おうとしてもなかなか退けない。

「…重い…」

そして更に重くなったな…と思ったら、アレンがラビに体重をかけていた。

「………。」
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