文
□俺の地獄
1ページ/5ページ
幼い頃、祖父の助手の披露宴に出席したことがあった。
その助手はレッド一家とも顔見知りだったためレッドとその母親も一緒に招かれた。
その時もレッドはあまり喋りはしなかったがすごく楽しそうに新郎新婦を見つめていた。
「結婚式、気に入ったのか?
なら大人になってお前が結婚する時、俺がおめでとうの挨拶してやるよ。俺の時はお前がしろよ」
「………」
一瞬驚いたような顔をしたレッドだがすぐに笑顔で頷いた。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ