アマリリス

□墜落カウントダウン
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話せたことが嬉しすぎて、メールアドレスを聞き忘れていた。





そんなわけで、落ち込む僕。








あれ以来接点はなく、



夏休みが明けてからも見事なほどに会わない。





避けられてるんじゃないかとさえ思ってしまう。










1ヶ月ほどたち、祥治たちはすっかり生気の抜けた僕をファミレスに誘ってくれた。





「まぁ元気出せよ」



「うん、仲良くなったんでしょ」



「…」



「…ぷっ」





フォローになっていない北川の言葉にさらに落ち込む僕。



そしてそれを笑う祥治。





切ない。














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