《黒兎》ここでは妖達と親しくなれる所です。お相手がお決まりでしたらさっそく声を掛けてみては...?

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06/04(Sun) 02:12

道香


夕魔!今日は流星群だぞ!

(勢い良く階段を駆け上り、勢い良く自室のドアを開け、そこに待つ恋人の姿見つければ大慌てで、だが楽しそうに言い放つ。それがどうしたと言われそうなものだが、この生まれ育った地は不思議なほど星が良く見えるのだった。彼と旅をしていた最中も勿論夜空は美しかったが、地元に帰ってから初めての流星群となると、不在だった何年越しかのこの機会を見逃す訳にはいかないのだ。返事を待たずして歩み寄ると腰に手を当て)

星見に行こう…!

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06/04(Sun) 13:39
夕魔

(近付く音で既に誰が部屋に来ているのか分かっていた。相も変わらず騒々しい恋人の様子に思わず苦笑いしていたが、その言葉には目をしばたかせて)

ま、また唐突だね
でも、流星群か……いいね、ご一緒させてもらおうかな

(以前この辺りに来た時、他所より星が綺麗に見えたことを思い出す。流星群ともなれば一際美しい光景を拝することが出来るだろうと快く了承し、読んでいた本を閉じると立ち上がって)

すぐ行く?
それとも、何か支度する?

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06/04(Sun) 21:00
道香


うーん…
いや、今日はこのまま見上げたいな
このまま行こう!

(夕魔の苦笑いは気にもとめず、一緒に星見ができると表情は更に楽しみに染まって思わず笑みが零れる。問い掛けには直ぐに返答が決まったが、それには後から階段を登って来ただろう人物から待ったが掛かる)

《道悠》
ちょっと待って道香。
夕ご飯食べないで行くならお母さんがおにぎり握ってくれたから持っていきなさい。
勿論夕魔くんのもあるからね

(道香だけで食べちゃダメだよ?と優しげに目を細める。今日が流星群であるなら星見に行くはずだと、毎回夜空を見上げると遅くまで帰らない妹を見越して母に頼んでいたものだった。唇を尖らせつつも受け取った道香にうんうんと頷いてから部屋に居る夕魔へ視線を移し)

最近は夜に夜行鳥という妖怪がうろつくらしいからね
夕魔くんが一緒なら心強いよ

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06/04(Sun) 22:00
夕魔

ありがとうございます義兄さん、助かります

(おにぎりを持たされた辺りでどの位の時間を星見に掛けるかおおよそ見当がつき、道悠に小さく頭を下げ。妖怪が出るらしいとの言葉に少し考えてから肩をすくめて)

うーん……僕は、別に大したことは出来ませんよ
妖怪というなら、僕よりも妹さんの方が詳しいくらい。
ね、道香ちゃん

(言うと道香の隣に立ち、その肩に軽く手を置くと小首を傾げながらその反応を見遣って)

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06/04(Sun) 23:27
道香


ふふん!
私はこれでも結構成長したし、夜行鳥くらいなら退治できるぞ?
……まだ会ったことはないけどな!

(道悠の言葉に一々片眉を吊り上げていたが、夕魔が触れたのに気付くとその顔を見上げて。顔を立たせる夕魔の行動だが、それには気付かず素直に味方をしてくれたと受け入れては道悠に向き直り誇ら顔で胸を張り)

《道悠》
あはは、そうだったね!
うん。それじゃあ気をつけて行ってらっしゃい

(夕魔の気遣いに気付くと道香の主張には眉を下げて笑いつつ肯定し、手を振っては同じ階の自室へと帰っていき)

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