戯
《黒兎》ここでは妖達と親しくなれる所です。お相手がお決まりでしたらさっそく声を掛けてみては...？
(このｽﾚはこれ以上書き込めません)
10/10(Mon) 20:14
晴明×夕魔
夕魔
ねぇ、あのさ
(万屋スタッフルームにて。晴明一人なのを確認してから珈琲片手に入ってきて、少し距離を保ちつつ壁に背を凭れると、珈琲を持つ手に視線を落としたまま話し掛けて)
一応、確認なんだけど
……供給って、受けた方がいいんでしょ？
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10/10(Mon) 20:46
晴明
……おや。
(二人がけソファに座り、一人おやつタイムとしゃれこんでいた為みたらし団子を咥えていたが、話し掛けて来た相手を確認すると咀嚼していたのを飲み込んでから見上げ、反応を返し)
お前からその話をするのは珍しいなぁ。
…まぁ、そうだなぁ
場合にもよるが…、精だけでいえば受け取る方が効率は良いだろう。
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10/10(Mon) 21:30
夕魔
(効率の話なら別に受けなくてもよくないか、等と今まで通りの反抗的な態度をぐっと飲み込む。今言いたいのはそうじゃないのだと、珈琲を一口のんで気持ちを落ち着けてから、静かに口を開いて)
正直、今でも受け入れがたいけど
……今後、君がそうするべきだっていう時には、それに従うよ
(それは、自分が今はもう人間ではなく、ただ霊でもなく、晴明の式神であるという事を受け入れるという事に他ならないのだと。それを受け入れる気持ちの整理、覚悟が今更ではあるがようやく出来たのだ)
──それだけ、伝えておこうと思って。
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10/10(Mon) 23:19
晴明
……。
(見上げたまま、その顔を注視する。普段ならば、千里眼でほんの少し覗くだけで、心の動きは理解し得ずとも考えている事は難なくわかるが、今はそれを避けたかった。今まで反抗的であった事に対して向き合うような夕魔の発言に、どうしてかと考える内、お茶を手に取り、水面と見つめ合い、啜ること三回の間を有した)
無理はしなくていい。
(口元に笑みを浮かべたまま、本人は波風立たぬように比較的無難に返したつもりだが、他人から見れば冷めたような。あっけらかんとした物言いに聞こえるだろう)
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10/10(Mon) 23:52
夕魔
(たったその一言が、ずくりと刺さった。無理をしているのはどちらなのか。度重なる魔力不足に加え穢れを溜むこともしばしばある現状、受け入れられないだのというのは単なる我が儘ではないのか。現に月永の式神となった道香は霊力供給を受け入れている)
(晴明の様子が以前とだいぶ違っている事を、志魔から聞いていた。憶測に過ぎないとは言っていたが、恐らく的を射ているに違いなかった。こうまでされて、ただのお飾り、お荷物になるのは御免だ)
そっくりそのまま、お返しするよ
(壁から背を離すと晴明の方へ歩み寄り、前のテーブルに珈琲を置くと晴明の目を真っ直ぐ見て)
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