《黒兎》ここでは妖達と親しくなれる所です。お相手がお決まりでしたらさっそく声を掛けてみては...?

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05/20(Sat) 07:53
白亜(11)
白亜


ぅわっ、わぁ!…っとと……やれやれ、階段を下りるなら一言欲しかったな。

(自分に囁きかける声の中に妙に耳慣れた男性の声がまじったと思った途端、急に身体が引っ張られて目を閉じたままついて行けば、急に地面の床が無くなったように感じられ、転びそうになりながら何とか階段を下りて。言葉に従いようやく目を開けると、転けてしまった神楽を抱き上げて)

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05/21(Sun) 17:48
神楽


っ、…ごめんなさい。
まさかあの人が出てくるなんて思わなくて…

(抱き上げられれば申し訳なさそうに言い、膝を怪我して血が滲むもなんとか自分で立つとギギっという音がして入ってきた扉は閉じてしまい、薄暗かった辺りは更に暗くなってしまい、カビ臭さと水の雫が落ちるような音だけが響き渡り)

…追いかけては来ないみたいね

(扉を見上げていたがそう呟けば手の平に火の玉を出現させ、辺りが薄ら明るくなって古い石畳の床や壁がぼんやりと浮かび上がり)

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05/21(Sun) 19:08
白亜

……怪我、歩きづらいだろう。少し待って。

(自分で立つのに少し大変そうな相手に不思議に思って足を見れば、炎に照らされて血が滲むのが見えて。妖怪なのですぐに治るとわかってはいても、やはり急ぎたいこともあってかしゃがんで片手をかざすと、ゲル状の液体が怪我を覆って。淡い緑色のそれが傷を治癒していくのを見ながら、退屈しのぎにふと問いかけて)

彼って誰だい?あの、何となく十六夜っぽい声のことだろ?

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05/23(Tue) 23:36
神楽


…ありがとう。

(焦って無理に動くと足手纏いになりそうだと考え、貴方の行動に感謝し礼を述べればやりやすいようにスカートを少し上げて破けたストッキングから覗いた膝を見せ、貴方の問に小さく息を吐き)

あれは……かつて十六夜の父親だったものよ。
このことは十六夜は知らないわ。

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05/23(Tue) 23:47
白亜

十六夜の、父親かぁ……

(本来はおどろくことだが、声が似ていることもあり妙に納得がいき、頷きながら閉まった扉を見つめて。十六夜の話の中に父親が出てきたことがあったかと記憶を辿れば、父が十六夜を生贄に差し出したこと、その後檻の中で飢えていた彼を犯したこと、などを思い出して。危うく舌打ちなどしそうになりながらも、治療が終われば立ち上がって歩けるかと聞き)

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