誘
09/07(Mon) 23:17
???
っやー…
今日もピリピリしてますねぇー
(規則的で神経質そうな足音に続いてカラコロと下駄を鳴らす軽い音がエリア内に響く。物静かで無機質なコンクリートで固めたこの施設内は大地の鼓動も水の歌声も木々の囁きも、ほぼ聴こえることは無い。何十年とここには繋がれているが、出撃を任された時以外は外にも出れず、最近は特に代わり映えもなくつまらな過ぎて死にそうだ。そんな中、自分の飼い主様は超がつくほど不機嫌であらせられ、それにも慣れっこな自分は歩きながら頭の後ろで腕を組み、いつもの調子で声を掛けた)
…あの坊っちゃん、かなりキテますよ?
やり過ぎて殺さないでくださいよぉー、成治の旦那。
09/09(Wed) 20:39
伊与政 成治
……あの愚図は、ああでもしなければ仕事の一つもこなせやしないでしょう?
でなければこんな無駄な事、私だってしたくはありませんよ
(思うように動かない白夜に対する苛立ちをぶつけて尚その怒りは鎮まらず、顔をしかめながらも足取りは乱さずあくまで平静を装っていたが、男が話を蒸し返すとわざとらしいくらいの大きな溜め息をつく。有力であるにも関わらず、その色々を上手く使いこなせない様は側で見ていてただただ腹立たしい。吐き捨てるように言った後、そうだと何か思い付くと唇を弓なりにして足を止め、半身ほど振り向き)
ーー…そうだ、
私では加減が難しいので、次はお前がやりなさい、羽琉。
09/09(Wed) 23:21
羽琉
おおっとぉ、流れ弾ですかぁ?
やだー、俺だって面倒臭いですよそんなこと。
オジサン筋肉痛になりそう…
(散々愚痴を散らす主の言葉を自分から話を振ったにもかかわらず適当に聞き流していたが、振り向いた彼の口角が上がっていることに厄介事の気配を察知し、良案とばかりに吐き出された命令にはわざとらしく気怠げに返して。自分の体を抱くようにしてしょぼしょぼとぶうたれて)
09/10(Thu) 02:12
成治
よく言いますよ、全く。
それが嫌なら不用意に首を突っ込まないで下さい、迷惑です
(途端にふざけながら返す羽琉に呆れた顔をしてまた前を向き、思い出したように胸ポケットから手帳を取り出し、目を落としながら)
……そういえば、
例の結界について、検討はつきましたか?
09/12(Sat) 00:40
羽琉
へーい。
ん?あー…、あのやたら強化入ってるやつですかぁ
……推測通り、当たりでしたよ。
(気の抜けた返事を返していたが、突如発生した深森での大型結界の事を聞かれれば腕を前に組み直し片眉を上げ、先日調査した結果を簡潔に答えて。歴代の主人の中でもこの男は鋭い観察眼、推察力を持っている。多少ヒステリックになりやすい点を省けば人ではない自分から見ても感心ができるものだ)
神秘の結界というよりは異能者側の結界ですね。
相手側に悟られないようちょいと解析した所、術式から読み取るにターゲットの可能性が高いですねぇ…
恐らく、汚染拡大を防ぐものかと。
☆の付いている部分は必須項目です。