リクエスト

□もし君が
1ページ/2ページ


7月7日に近づくにつれ、俺は不安で仕方がなくなる。

そう、7月7日は俺の父ちゃん



イグニールが居なくなった日だ





ーーーーーーーーーーー

今日は7月6日
皆明日は七夕なのでそのための準備をしていた
準備をするといっても、カナは相変わらずお酒を飲んでいるしマカオ達も話をしているといった、いつも通りの人達もいる

ナツはカウンターでぼーっとしているとグレイが話しかけてきた

「おいナツ」
「あ?何だよ」
「お前、何かあったのか?」
「は?別に何もねーけど」
いきなり訳の分からない事を言われたナツは首を傾げて返答した
「お前目の下に隈あんぞ。それに目が赤いし。」
「凄いわよ。大丈夫?」
ルーシィがナツの顔を覗き込んで心配する
「明日が楽しみすぎて眠れなくて夜更かししてるだけだ!」
ナツは腰に手を当てて何故か得意げに話している
「ほんとに?」
「おう!」
ナツはいつもの笑顔で答えた

「それなら今日は早く寝なさいよ」
「寝れたらの話しだけどな!」
二人は笑いあった後、別の話題に切り替えて話し始めた
「・・・・・。」
グレイはナツを見ていた










「俺用事あっからそろそろ帰るな!」
「うん。今日もハッピー預かれば良いのよね?」
「おう!ありがとな!」
ナツは笑顔で走りながら手を振ってルーシィはナツが見えなくなるまで手を振っていた
「悪い。俺も帰るわ」
「分かった。また明日ね!」
グレイは歩きながら皆に帰ると伝えながらギルドを後にした
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ