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□めがね
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今、私の恋人である彼と部室二人きり
主将ある彼は、部室を鍵で開けるため、
私はそんな彼に着いてきた。
しかしなかなか部員が来ないのでこうなった
...でも二人きりになれて嬉しいな!
二人きりになったからにはいちゃいちゃさせてもらいましょう!
『ねぇ、日向くん!今日は一段と輝いてるね!』
「.........」
『あれ?どうしたの?あ、これが足りなかったのかな?』
「.........」
『しょーがないなぁー、はい!日向くん♪』
私は日向くんを
メガネかけ機にかける。
「....って何してんだダアホ!!!」
『うわっ!メガネかけ機が怒鳴った!』
「違ぇよ!?本体こっち!!」
『えっ、うそ!!!』
「てめ...って、あぁ!?」
『いやぁ....こっちが本体だよ...』
これ(眼鏡)....うん!!
こっちが本体だ!!
「ちょ、返せ名前...いっ」
『ちょっとー、大丈夫?よろよろしてるよ?』
「俺ホント見えねぇんだ...それねぇと...」
『ふーん.....』
つまり今......
なーんも見えないわけだ....
ほー....
イタズラしちゃえーっ!!
『日向くん』
「あ?」
ベンチに座る日向くんから離れ、部室の角に立つ。
『こっち来てー』
「...はぁ?」
『来てよー』
「お前が来いよ....いてっ...」
『はぁ〜やぁ〜くぅ〜』
「だったらメガネ返せ!!」
『だめぇー』
「...っはぁ〜」
『キャープテンこーちら♪手ーのなーるほーへ♪』
よろよろしながらも徐々に近づいてくる
あっはっは可愛い
『ほれほれーw』
「くっそ.....おら!!!」
『!?う、わっ!//』
近づいたと思ったら日向くんが抱き締めてきた
つか!え!?な、何!
「...捕まえた」
『ちょ、ちょ!//』
「ったく、んなくだらねぇイタズラすんなよ」
『いーだだだだ!ちょ、苦し...!』
「ほら、メガネ返せ」
『チッ......』
「あ゙?」
『ぎゃァァァ!!いた、痛い!!わかった!返すからァァァ!』
苦しさに負けて
日向くんにメガネを返した。
おぬしやるなぁ
しゃぁない、ご褒美だ!
「じゃぁ俺着替えっから....」
『あ、待って日向くん!』
「今度はなん――――....」
((ちゅっ))
「..ぇ..........は!!?////(カアァァァ」
『ふふー♪ここまで来たご褒美♪』
「な、なななにっ...!!//」
『大好きだよー♪』
「!...お前なぁ....//」
へにょへにょと日向くんは床に座り込んだ。
あ、可愛い。日向くん真っ赤だ
私のこと見えるように
これからもメガネをかけ続けてね!
(...僕...苗字さんの後に続いて部室に入ったんですが...。絶対見えてませんよね...。...どうしましょう...)
黒子は隅っこで悩んでいた。
*end