vs pkmnトレーナー!▼
□メロメロ
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ほしがる 続き
あなたに囁かれた、快感の代償
それに引き換えるのは組織の最高機密
1つ目のパスワードは既に持っているようですが…2つ目も揃えば…最奥の部屋の扉さえも開いてしまう
言ってしまったら、私は今度こそ組織にはいられないでしょう
今度ばかりは、失敗できない
ラジオ塔では、今回の計画に関して喋らずに済んだものの、私はバトルに負けそのまま制圧されてしまったのですから。
あの場を任されていた以上、失敗は失敗
あの井戸でも、ラジオ塔でも、このアジトでも。
『私はどんな手を使ってでも、ポケモンやポケモンを大事にする人達を苦しめるロケット団を止めますよ、ランスさん。…さぁ』
答えてください
彼女の声がすぐ耳元で聞こえる
そしてあの時の感覚が戻ってくる
快感の檻に閉じ込めたまま問い詰められるあの感覚が
欲しい、貴女からのこの先の快感を
しかし、浮ついた思考を今一度正しどうにか考える。幹部がこうも立て続けにやられ、挙句にパスワードを喋るなんて事をすれば、もう組織にいられません。もしくは、最悪消されてしまう
「そ…れはッ、言えな、いです…っぜ、絶対、に…っ」
『へぇ…じゃあ、ここに溜まったせーえき、出したくないんですか?』
「っひぁ!ぁん…!!」
あなたの手が双球を揉みしだき、私のソコを擦り上げてくる
あなたの唇から紡がれる卑猥な言葉に、想像して腰が震えてしまった
そのまま快感に脳が犯されていく
最初自分自身を握り込んでいた手は気がつけばシーツを握り抵抗などするでもなくあなたへ足を開いているのです
情けない
私は一体どうしてしまったのでしょう
一度冷静になり口だけは一丁前に抵抗出来るのに、カラダが言うことを聞かない
私はやはり、本能であなたを欲しがっているようで。
しかしそれだけは、いけないのです
でも、あなたに与えられている感覚に、身を委ねてしまいたい
出口の見つからない問答が頭の中を駆けずり回っている
『ねぇ…。どうして今こんな事してたんですか?…なんてね。このタイミングで…私の事、オカズにしていたのでしょう?』
「…っ、ぅ、んん…っ…」
『…ほんと、こんな非常事態にオナっちゃうなんて、いやらしい人…ですね?それでも幹部の人間ですか?』
「!アッぁあ…!そん、な、に…!うぁっぁ、激し過ぎ、ます…ッんああ!!」
私のソコをグチュグチュとワザと音を立てて強く握り上下させるあなた
屈辱的な言葉を私の耳元で楽しそうに投げかけるのです
普段の無口で凛とした空気を纏った彼女が、こんなにも。
私よりいくつも若いのに、男を簡単に蠱惑してしまう程の魅力を纏う
そしてあの彼女からは信じられないようなセリフが飛び出す
でもそれは紛れもない事実で。
恥ずかしくて、やめてほしくて、けれど身を委ねたくて。結局何も言えずただ喘ぐだけ
すぐに限界が近づいてくる
「ンぁあ…っあ、ダメ…また、イきそ…ぉです、ッあなた、あなた…!!」
『ふぅん…ランスさん、イっちゃいそうなんですか?…なら、止めましょう』
「!!…っぅ、んん…っ」
もう、ほんの少しで
そんな時にまた、手を止め欲望を吐き出す事が出来ずもどかしさについ腰が浮いてしまう
気持ちが良くて、恨めしくて、あなたを見上げると口は薄く笑みを浮かべているのに冷静な目で私を見下ろしていました
「はぁ……ッや、なん、で…」
『なんで、ですか…もう忘れちゃったんですか?ランスさん』
「っっ…!い、いた…ッ」
ぐい、と髪を鷲掴みにされ、ベッドに横たえていた身体を頭だけ無理やり起こされ、私の上に馬乗りになる
ぐっとあなたに顔が近づき、目と目が合う
『私はパスワードを教えてくださいと言っているんですよ。そうすればイかせてあげます、とね』
「っう…だ…から、それは…言えなぃ…ッぅぁああ…!?」
突然に意識の外側から刺激が走る
掴まれた頭はそのままに視線を移すと、もうドロドロになってしまったソコよりも更に下…普段排泄でしか使わない場所へ
あなたの細い指が埋まっていた
『あらら…ランスさん、イヤですねぇ。私今、あまいみつも使ってなければ慣らしてもあげてないのに、なんでこんなにすんなり飲み込んじゃうんですかね』
「ッはぁ…っは…ぅ、…」
『もしかして…あれからこっちも使っていたんですか?ランスさん』
「ふ、ぅ…〜ッ、」
『…否定しないんですね』
あまりの羞恥に涙が出る
これも、否定する事が出来ない
だって、貴女が…貴女のせいで私は、おかしくなってしまった
あなたを思い浮かべて、あの日の声や指を辿るのをやめられなくて
こんなにされても、ゾクゾクと身体を巡るのは嫌悪ではなく、期待や歓喜のようなものばかりでした
『それなら…』
「っひ、ゃあ…んんっぅ…!!」
ぐるりと秘部の中で指を動かし、しこりのある場所…前立腺に指先が当たって思わず一際大きく声を上げてしまう
耳を済ませば外の会話が聴こえてくるのだから、私の部屋から外へ声が漏れだすことだってある。大きな声は出せない
「ぁ、…んん、ぁっ…ゃ、もっと…」
慌てて手で口を抑えましたが、そこをひたすら刺激されるのかという期待の綯交ぜになった私の心中と裏腹に、そこは避けて指が内壁を擦ってくる
『もっと欲しいなら、パスワード、言ってみてください?そうすれば』
グリッ、
「ッんぁ…!!!」
『ココ…いっぱい、いっぱい弄ってあげますよ…』
「っふ…〜ッ」
ほんの少しだけ触れられた性感帯が疼いて仕方がない
触って欲しい、あの日のように
容赦なく、ただただ私を…
「…ゃ…お、お願い…です、あなたっ…私を、もっと…き、気持ちよく…してください…」
『!』
きゅ、と力なくあなたに縋るように抱き着く。
あの時と違って縛られておらず自由に動く腕は、勝手にそう動いたのです
されるがままだった私からの行動に少し驚いたのか、あなたは自分のポケモンの入ったボールに手を伸ばしましたが、すぐにその警戒をやめ私に向き直った
そして私はあなたの耳元で、息も途切れ途切れにポツリと呟く
『!…お利口さん、ですね。ランスさん。…いいでしょう』
「っあ…」
組織の上の人間である私が、ひとりの女性によって禁忌を犯した瞬間でした
それまで冷たく突き放すようにされていた行為に終わりを告げるように私の頬に柔らかな口付けが落とされる
『ご褒美を、差し上げます』
「ひゃうぅッ…!!?っんぁ、あ!あなた…!!」
一瞬彼女はこの場に相応しくない程に優しくふわりと笑うと、髪を掴んでいた手を離し未だ熱く勃ち上がったそこに手をかけ、秘部に埋めていた指も激しく動かされて。
突然に襲う手加減のない快感に溺れ、意識が飛びそうになりながらも必死にあなたに抱きつく
「っふァッ やあぁっ…!!ぁんっ あなた、気持ちぃ、ですッ…!もっと、触ってぇ…!」
『ふふ…今回は、よく出来ました。お望み通りに…!』
「ぁあッ!!ひゃぁアッ!、」
シャツを捲り上げられ、乳首にもちゅう、と吸いつかれ
蕩けてしまいそうな頭の中と、爆発寸前の強過ぎる快感
私の胸元へ吸い付くあなたの頭へ腕を回し、もっともっとと引き寄せてしまう
その柔らかな掌に腰が勝手に動いて、その指を更に奥へと触れて欲しくて脚を絡めた
「ああぅ、ぅんッ…!!も、はぁっン!!!イ、っくぅ…ふぁ、あなたッ…ぁああっ…!!」
『ん…お利口でエッチなランスさん…どうぞ、イっていいですよ…!』
「ッうぁぁぁあ…!!!」
指でズンっとナカを深く突かれ、ソコの先端へ強くまるで絞るように扱かれて、我慢に我慢を重ねて限界を超えた身体はついに果ててしまったのでした
何度も快感の頂点を寸止めされて、ソコから漏れ出す精が止まらない
「ッは…ん、やぁぁ…ッひ、止まらな、ぃい…ッふ…っんぅー…!」
どくどくと熱い精液があなたの指へと伝っていく
それにさえ私の心臓が煩くなる
それと反比例して、遠くなる意識
いけない…っ
彼女が、いなくなってしまう
「…あなたっ…その、わ、たし…と…」
『…ダメ』
「…、ぇ…?」
『…ロケット団が悪さする度に私は潰しに来ますが、今日は悪の組織の一幹部さんに会いに来た訳ではありません…別行動をしていますが、今は強力な助っ人も一緒なので…ポケモン達の為にも、一刻も早く行かないと。だからね…
いつか貴方がただの"ランスさん"になるのなら…考えてあげてもいいですよ』
「!っ…あなた…。」
ああ、全部お見通しだというのですか
私が敵でありながら貴女自身を欲しがっているという事を
今回も貴女はロケット団の野望を邪魔して、そして成功させるのでしょう
忌々しかったそれが、もうどうでもいい
例え…あなたがロケット団を潰して、私を組織の幹部からただの人に成り下げようとも……。
『パスワードは…貴方ではなく、そのへんのしたっぱから聞いた事にでもしておいてあげますから。…ランスさん』
とてつもない倦怠感と睡魔
私を見下ろしながら言った言葉はあまりよく聞こえなかった
しかしまた、ふわりと微笑みかけたあなたの表情を見てから、私の意識はゆっくりと落ちていった…。
メロメロ
(もう、何も出来なくなってしまうほどに)
end