vs pkmnトレーナー!▼

□ハートスワップ
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異なる地方で、それぞれチャンピオンを務めるあなたとダイゴ

2人が唯一、チャンピオンとしての任から解放される、2人だけの部屋

そこには今日、あなたが待っている。
急いで愛しい恋人の元へと急いだダイゴは、その扉を開いた、その時

それは、起こってしまった



「…これは一体…ど、どういう事なんだ…?!」


『あ…あは…は…これは…』


視界が謎のまばゆい光に覆われ、思わず目を閉じるが、その数秒後目を開けて前を見れば、そこにはなんとも衝撃的な事象が起こっていた


「えっと…入れ替わってしまったのか?ボクと…あなたちゃんが」


『もしかしなくても、そうみたいですね…まさか、こんな事が…』


「…それに…、その、あなたちゃんの膝に乗っているポケモンは、あの…!」


あなたの姿をしたダイゴが指を指したその先にいたポケモン、それは


「フィ〜♩」


『はい…先日ゲットしまして、ちょっとポロックでもあげようかなぁと思ってボールから出して少し遊んでいたんですけど…』


「あの、伝説のみずタイプのポケモン…まさか、本当にいるなんて」


『そうです…私の新しい仲間、マナフィです』

そう、小さく実に可愛らしい見た目のそのポケモンは、伝説とされるみずタイプのポケモン、マナフィであった。
無邪気に笑いふよふよと宙を泳いでいるが、このマナフィは今とんでもないことをしているのだ


「あなたちゃん…キミは本当に、いつのまにかすごいポケモンを次々にゲットしているね…というか、この状況は、もしかしてマナフィの…?」


『はい…多分、ハートスワップを私達に掛けてしまったのかと…』


ハートスワップ。マナフィにしか持ち得ない技…それは、通常ポケモンに使用すれば能力の上昇や下降変化を入れ替えるというものなのだが


「精神がまるごと、入れ替わってしまったと言うことか…」


『そうですね…うーん、いつもより凄く視線が高くて新鮮なんですけど、でも声はそのまま…なんか変な感じですね;』


「そうだね…あなたちゃんから見たボクは、こんな感じなのか…って、それどころではないね。その技によって入れ替わったのなら、理屈で言えばマナフィにもう一度ハートスワップをかけてもらえれば、元に戻るはずだ」


『あ、そうか!よーし、マナフィ!ハートスワップを…って、寝てるーー!!?』


「えっ…。」


つい先ほどまで自由に部屋をふわふわ浮いていたマナフィは、気付けば床でぺたんと寝転がり見事な鼻ちょうちんをくっつけて幸せそうに眠っていた。


『これは、暫く起きないですね…マナフィはタマゴから孵ったばかりで、まだまだ赤ちゃんみたいな感じで…すみません、せっかく暇をもらえた日なのに』


「そ、そうか…いや、それは仕方がないよ。それに恐らく変化技系の効果なら、暫く時間が経てば戻る筈だ」


『そうですね…よし、とりあえず戻って、マナフィ』


寝てしまっている天使のようなマナフィを無理矢理起こす事も出来ず、とりあえずあなたはマナフィをボールに戻す。

そして部屋に残ったのは、あなたの姿をしたダイゴと、ダイゴの姿をしたあなた、二人だけ

ほんの数秒の沈黙が、何故かひどく長く感じた

先に口を開いたのは、あなただった



『…ねぇ、ダイゴさん』


「(ビクッ)な…なんだい、あなたちゃん」


『私が今、何を考えているか…分かりますか?』


なにかを予期したのか、肩が一瞬跳ねるようにびくりと震えるダイゴ
平静を装おうとしていても、明らかな動揺が見て取れる

そんな自分の姿をしたダイゴへと詰め寄り、壁際まで追い詰める
いつもの掌よりも大きな男の手で、自分自身の体の手首を掴み、腰を抱く


「そっ…いや…何だろう、ちょっと分からない…かな」


『…分かってるクセに』


「やッ……ん、!」


耳元に唇を寄せ、少しだけ低い声で囁く
耳の弱いダイゴは、身体は普段と違っても充分過ぎるほどに反応を返してくる



『見た目が私だから、ちょっとヘンな感じだけど…中身がダイゴさんだっていうだけで、こんなにドキドキしてるの…ほら』


「ッ…あなた、ちゃん…」


掴んだ手首をそのまま、左胸へと当てさせる。
ダイゴはその掌から、ドクドクと大きく脈打つ心臓の鼓動を確かに感じた
自分に、興奮してくれている
その事実が、この通常有り得ない事態に焦る心をみるみる消していく


『…ダイゴさんは、どうですか…?ねぇ…』


「ひゃ、ぁ…ッ?!」


むに、と今度はあなたの手が、ダイゴの胸に触れた
もちろん触ってる当のあなたは自分の胸を揉んでいるのでかなり複雑な心境なのだが、可愛らしく普段よりも感じ声を漏らすダイゴに、尚更興奮する


「〜、ん、ッん…も…あなた、ちゃん…!…ッふ、」



『ダイゴさん…今は、今はしか出来ないこと、しましょ…?』


「!ぁ、ぁうッ…ひ、そんな、ぐりぐり、しちゃ…ぁあ!」


服の中へと手を滑らせ、少し硬度を増した胸の先端をクリクリと指先で弄ぶ。
時折きゅっと摘んだり、優しく押し潰したり、普段ダイゴの身体へ愛撫するように触れれば、びくりと反応して漏れる声


「あッ…!待って…ひぁあっ‼」


あなたは気を良くし、今度は胸をいじっていた手を下へ下へと滑らせる。
そのままスカートの中へ手を潜らせ、下着の中にまで指を差し込んだ

遂に秘部へと指を這わせ割れ目をなぞれば、濡れた感触の後に嬌声が耳に響いてくる
ダイゴは充分、自分と同じかそれ以上に興奮している事が分かる


『もうこんなに濡らして…いけない人ですね、ダイゴさん?女の子の方が、似合ってたりして』



「ぅ、あ…そん、な…ひぅッあ…!」



くちゅ、と指に絡みつく愛液
自分の体を弄くるのは実に複雑な心境で、こうしてみると結構えぐいな…なんて場違いな思考が頭をよぎるが、目の前の顔を赤らめて善がる自分の中身は愛するダイゴなわけで。

人ごとのように思っていたが、ふと下を見やると痛い程に張り詰めた精器がズボンを押し上げているのが分かる
好奇心に手を引かれるようにソコへ手を伸ばし触れてみると、想像していた以上の快感が走った


『へぇ…ッ結構、きもちいんですね…ダイゴさん…?』


「ッ!!…ぅ…あなた、ちゃん…///」


ずるりと下着ごとズボンを下ろし、飛び出したソコは赤黒く充血し上を向いていて、あなたも人の事を言えない程度には興奮しきっていた
快感で焦点の合わないダイゴだったが、ベルトがカチャリと音を立てた方を見やれば、自分のソコを剥き出しにして自らいやらしく触れる、あなた。

裏筋を指でなぞり、先端を指の腹でくるくると愛撫する
自分がいつもされている様をつい思い出してしまい、不意に下半身がきゅんと疼く

自分の顔…なのだが、不敵に微笑み自分を見つめる目の奥に、普段のあなたの瞳を見つけ、どきりと胸が高鳴るのを感じ、思わず顔を赤らめた


『はぁ…っダイゴさん…私に普段触られてる時も、こんな風に気持ちいのかな…ね、ダイゴさん…?』


「あう、っン…!や、分かんな…ふぁっ、そ、そこ…ぁん…!!」



優しく触れ、解されていく敏感な部分
指ではもはや足りず、体の中で燻る熱を早く、どうにかしてほしくなってしまった


「ふぁ…ッ、あなたちゃ…っん、お願い…ぅあ、もうッ…い、入れて……!」


『…ふふ…やらしい人、自分の体なのに』


「っは、ん……。ボクが、こんな風になるのは、あなたに…あなたちゃんにだけ、だもん…っ」


『!…もう、ダイゴさんったら。…ごめんなさい、私も実は同じ、なんですよ。もう疼いてしまって、限界…だから…今すぐ突っ込んであげます…!』


「ッアぅ…?!ッふ、きつ…ひあ…あ…!!」


ぐい、と太ももを左右に割り開き、自身を当てがいそのまま腰を押し進めた
刹那上がる切なげな声


『っ、は…ふぅ…ん、ッ!』


中は想像していたよりもずっと熱く、柔らかく、きゅうきゅうと自身を締め付けてきて、気持ちが良かった
あなたもつい、声を漏らす

今度は自分の股に恋人の性器を突っ込んでいる訳だが、案外自分のそこは気持ちが良いのだと、ダイゴの身を持って知り場違いにもそんな事を考える
しかしそれはつまり、自分と普段シている時、ダイゴはこの感覚を味わっているという事なわけで。
下品ではあるかもしれないが、少し嬉しかったりもする、変な心境だった


「ひ、ぅう……っ は、はいっ、た…っあ、熱い…よ…ッン、あなたちゃん…」


『はい…それじゃ、動きますよ…!』


「あなたちゃ…ッひぁ!?ア、くぁああっ…!!」


ズッ、ズッ、

息を整える間も無く、腰を律動させていく
無意識なのか、自分の背中へと腕が周り、縋り付いてくる
それはいつもの、恋人の愛しい癖の一つで。

体はいつもと違っても、変わらず2人は求め合い、変わらず愛しく感じることが出来る
事の発端はマナフィの技の誤爆だったが、2人とも今はただ、その事実に辿り着けた事を嬉しく思った


「ッはぁあ、ぁあ…!や、激し…ぃ、んぁ…!や、きもち、よ…!ふぅ、あッ!」


『私も、ッあ、んん…!気持ちいい、です…ダイゴさん…はぁっ、も、止まんない…ッ』


「やぁあッ、もう…ぁん、あッ なんか、きちゃう…ぁあっ!や、やぁああっ…あなたちゃん…!」



『ッ…く、ぅあっ…も、出る…っダイゴさん…!!』



「ひァッ、あぁあっ!!あなたちゃんッ、あなた、ちゃん…っうぁああー…!!!」



そうして、2人は初めて感じる絶頂感に襲われベッドに倒れ込んだ

微笑み合い、どちらともなく唇を重ねれば、意識がゆっくりとまどろみ、落ちていった…。






ーーーーーーーー



「あ、あの…あなたちゃん…」


『ん…ふああ〜、ダイゴさん、おはようございます…あ、無事元に戻ってる!』


「おはよう…うん、それは良いんだけど、その…昨日…あの、えと」


『どうしたんですかダイゴさん?そんなにもじもじして』


「あ…と、あなたちゃん、ボクの身体で…その、あなたちゃんの身体に、直接…えーと、」


『…ああ!なるほど…中に出したのを気にかけてくれたんですか?私がした事だから、責任感じる事ないのに』


「〜っそ、そりゃあ、そうだけどっ…でも、あなたちゃんの大切な体、なんだし…」


『…それとも、私との子供が出来ちゃうのは、イヤですか?』


「!!い、いやもちろんそれは嬉しいけど…!って、えッ?!」


『ふふっ…よかった。それにいい反応です、ダイゴさん。出来たらそれはそれでオッケーなんですよ、私。それとも……もう一度、改めてこの身体でシちゃいましょうか?今度は子作りダメおし目的で…どうです?』


「あっ…はい…ボクで良ければ…お願い、します…///」














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