vs pkmnトレーナー!▼

□とける
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お昼過ぎのヒウンシティ
噴水の前で待ち合わせて、今日は久々にノボリさんとデート。


『あっ、ノボリさん!こっちこっち!』


「申し訳ありません、お待たせ致しました!さあ、行きましょうか」



『はい!』




ノボリさんはサブウェイマスターだから、お休みが殆どない

今日だってさっきまでお仕事をしていて、ようやくあいた午後の時間を私に当ててくれた。
とっても優しくて紳士的、そんなところが本当にステキ!

だから私服に着替える間も惜しんでくれたのか、普段の暑そうな黒いコートと帽子を脱いで、ワイシャツに黒のズボンととってもシンプルな格好。

いつもはきっちり首元まで締めてる堅苦しいネクタイも無くて、第2ボタンまで空いてラフな感じ

いつもビシッと決まったスーツスタイルだから、ちょっと鎖骨が見えるだけで今日のノボリさんはとってもセクシーだ…って、いけないいけない。


『すみません、忙しいのに来てもらっちゃって。待ち合わせ場所分かりづらかったですよね』


「いえ、なんと言いますか…お恥ずかしい限りでございますが、私はあまりライモンからは出ないので、なかなか他の街は歩きなれないようで」


『あっ、そうですよね!ライモンシティはヒウンばりに賑やかだし…』


言われてみればそうだ。THE・都会な雰囲気のライモンシティには遊ぶ所もジムもお買い物をする場所も全く困らないから、出る必要ないもんね…


「それにしても、かなり暑いですね…あなた様、体調が悪くなったりはしていませんか?」


『全然大丈夫ですよ!でも確かに暑過ぎですね…。…あ!じゃあ、アイス食べましょうよ、名物ヒウンアイス!ちょっと並ぶんですけど、美味しいんですよ』


「名物のアイスでございますか!それは良いですね、ぜひ行きましょうか」





今日は特別暑いから行列もなかなか長い。でも5分くらい談笑ながら待っていたら意外に早く私達の番になった


「いらっしゃいませ!お味はどちらにしますか?」


『えっと〜…じゃあ、私はチョコレートで!』


「では私は…バニラを頂戴します!こちらを」



「毎度ありがとうございます!」



『わわっ!ノボリさんすいません、ええと、お金!』


「そんな、あなた様。こんなのは奢ったという内に入りません。是非食事等も、私に出させてくださいまし」


『え!で、でもノボリさんには私のワガママで来てもらったのにそんな』


「ふふっ、お会いしたかったのは私も同じでございます。こちらで向かう途中でヒウンの美味しいお店は調べてあるのです、後で是非一緒に」



イ、イケメンだ…!それに可愛すぎか!!

私も一応チャンピオンだし、何度も制覇してるからお金はかなり余裕がある。だからデートを誘った側として私がカッコよく払おうと思っていたのに、流れるようにお会計された上に次も奢られる流れになってしまった…ふ、不覚。


『あ、あ…ありがとうございます!頂きますね』


「いえいえ。はい、あなた様、どうぞ」


店員さんから受け取ったアイスクリームの、チョコレートの方を渡してくれるノボリさん

アイスクリームはバニリッチを模した形になっていてとっても可愛い
私はいつも1番人気のバニラばかりを食べてたから、たまにはと思って頼んだチョコレート味。
ちょっぴりビターだけどフワッと甘くて、すごく美味しい


『ん〜!美味しいです!ノボリさんも食べてみて下さい、バニラはやっぱり定番ですし、間違いないですよ!』


「そうでございましたが!では…」



『…!』


ちろ、と少しだけ舌を覗かせてヒウンアイスを舐めるノボリさん
普段の大人っぽい振る舞いと打って変わって子供みたいで可愛い


「!これは美味しいですね…!甘くてひんやりしていて、こんな日にはピッタリでございます。」


『そ、そうですよね!!あ、良かったらチョコレート味も食べてみて下さい!』


「おや、良いのですか?ありがとうございます」


『〜っ…//』


あああ、私が言ったことなんだけど、そうなんだけど…!

こっちに綺麗な顔が近づいて来て、差し出したチョコレートのアイスをまたペロっと舐めるノボリさん。そしていつものキリッとした表情が美味しそうに顔を綻ばせる瞬間にきゅーんと心臓がときめいた

会って早々こんなにドキドキさせられるなんて、恐ろしい人だノボリさん…釘付けになってる間に味わう間も無くアイス食べきっちゃったじゃないですか…って、あ。


『ノボリさんそこ、アイス舐めないと溶けて垂れちゃいそう…』


「あなた様?……っん!冷た…。…おや、申し訳ありません、私とした事がお見苦しい所を」


バニラのアイスが少し溶けてポタりと落ちる。

そこはノボリさんの持ってるアイスのすぐ真下、鎖骨の辺りに垂れてつーっと胸元の辺りに伝っていくのがシャツのボタンが空いてるお陰でバッチリ見えた

それに、冷たさにびっくりして咄嗟に出た声も

何となくバニラ味のアイスを食べてる時点で感じてたんだけど、…なんか…なんか…

…私完全にムラムラしちゃった、もうダメだ…!!



『…ノボリさん。こっち!!!』



「っえ?!ちょっと、あなた様!ま、待って下さいまし…!!」


ガシィっとノボリさんの腕を掴んで走る
人混みの多いアイス屋さんの通りからぐんぐん離れていくと、そこは薄暗い誰もいない路地裏。

はぁ、はぁ…と荒い呼吸を整える




「はぁっ…あ、あの…どうされたのですか、あなた様…?」



『ご、ごめんなさい、ノボリさん…私…もう、ムリです』



「え、無理…とは一体、…ッひゃあ?!」


ノボリさんの空いている手を壁に縫い付けるように私の指を絡めて、さっき垂れたバニラのアイスクリームを舌で舐めとる。

そうすると、ノボリさんの低くて、だけど可愛い声が聞こえてくる
熱さのせいでいつもよりもっと、興奮してくる



「っあ、あなた様…?!///」



『もう、我慢出来ません…ノボリさんが誘うから…!』



「誘っ…?!そ、そんな事は、っん…!!」


伝うバニラアイスを更に舐める
もっと下へ、下へ、伝う先を目指してワイシャツのボタンを片手で外していくゆっくり寛げると、胸元の辺りまで溶け出したアイスが伝ってるのが分かった

熱い肌に伝った冷たさに胸の飾りが可愛らしくぴんと上を向いていて、なんだかそこまで美味しそうに見えて、思わずちゅうっと吸い付いた



「!っふ、ぁあッ…あなた、様ぁっ…いけません、こんな所じゃ、ッあう…!」


『大丈夫です…こんな路地裏に昼間にうろつく人は、いませんから…っ』



「ッん!…ふ、んぅ…っ///」



ーーー


ノボリの持った溶けかけのバニラ味のアイスをペロリと舐めて、そのままノボリに口付ける

すぐさま口の中の温度で液状に変わったそれは甘く香り、舌に絡み付く

ノボリは自分を見つめるあなたの視線も、上昇していく体温も、甘く絡む舌も、全てが熱くて、クラクラしそうだった

くちゅ、と名残惜しく唇が離れると、あなたとノボリの唇からは白いバニラアイスが溶けて伝う。お互いにとても官能的だと思った

そしてあなたは、少し微笑むとノボリ体へ視線を移し、体にまとわりつく甘い液をまた舐め取り始める


「っん、ん… あなたさま、ひゃ、アッ は、恥ずかしいっ…です…!ぁんッな、舐めないで…下さいまし…ふ、あっ」



ぱた、ぱたっ
ノボリの手の中からするりとヒウンアイスを抜き取りあなたが手に持った。

気温と手の温度でみるみる溶け、あなたの故意でノボリの体に甘い水滴となって落とされていく

火照った体にはあまりにも冷たく、ピクリと体を跳ねさせるノボリ

ノボリの体を点々と白く汚すそれを丁寧に舐めとっていくあなた



「ふ、んんっ 冷た…ひぅッ、」



『、ノボリさん…かわいい…んんっ

…こっちは、とっても熱そう…っ』



「ッんぁあ…!?」



あなたは何と持っていた溶けてドロドロのアイスクリームを手で掬い、いつの間に脱がしたのかノボリの露わになった熱いそこに手のひらで塗りつけた

冷たさと敏感なところに触れられた反射で、また体がビクッと震えてしまう

冷たい掌で、ドロドロのアイスごとそそり勃ったそこを扱かれる



「っんぁ、やあ…!!あなた、さま…!ふぁあっダメ…ぁあッこ、こん…な、あ…っ!!!」



先端から溢れ出る液なのか、溶け出したアイスなのかも分からない白でノボリのそこはぐちゃぐちゃだった
扱かれるその音も、視覚も、あなたの熱い目線も、すべてがノボリの理性を喰らいつくしていく


「あ、あ、あぁっあ…!も、私…!ふあ、溶けちゃいそぅ…ですッ…!ンぅ、で、出ちゃうっ…あなたさまぁ…!!」



『ノボリさん…可愛いっ …はむっ』



「っひゃ、!?ああぁあぅ…!!///」



アイスクリームと愛液でぐちゃぐちゃになったそこを突然口に含んだ
熱い咥内で舌に嬲られ吸い付かれると、ノボリ堪らずそのまま達してしまう

あなたの口の中にびくびく震えながら吐精する



『ンっ、ん……んう』


「んぁッ、あ…!あなた様っ、ひぁあ…!」


溶けたアイスも精液さえも全て舐めとり飲み干す
先端に唇を当ててちゅうっと吸われるとあまりの快感に腰が戦慄き、思わず喉から嬌声が漏れた

そしてノボリは達した後の倦怠感に立っていられなくなり、裏路地の壁にもたれ懸かりズルズルと座り込んでしまった。

そんな様子を見て漸く正気に戻ったあなたはアイス塗れの手とベタベタのノボリのそこを持っていたタオルで拭き、身なりをいそいそと整える


『あ…あのあの、すみません…ノボリさんが可愛すぎて、私、つい…!』


「ぅ…っ、そんな事、ございませんよ…!も、もう…そのような顔をされては、怒れないではないですか…///」


『…っ、』



赤面するノボリの反応が、またあなたの心の危ない琴線に触れたが、それはまたデートが終わった後でに取っておく事にし、その後食事やショッピングを楽しんだのであった。











end

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