vs pkmnトレーナー!▼

□ゆめくい
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『失礼しま〜す!クチナシさ〜…あれ?』


いつものごとくニャースとクチナシさんと戯れにポータウンの交番へ来てみたけど、いつもその辺のカーペットのあたりでニャース達をじゃらしてるクチナシさんの姿が見当たらなくて、おかしいなと思っていたら意外にも近くにあったソファにだらーんと寝転がって眠っているクチナシさんが見えた

私が入って来たことに気がついたニャース達は嬉しそうに甘えた鳴き声で近寄ってきてくれた
いつもはそれを速攻全力で受け止めている私だけど、寝ているクチナシさんなんてレア過ぎるのでしぃーっと小声でニャース達を諌めて沈めた。

軽くみんなを撫でてやるとゴロゴロと喉を鳴らして喜ぶ。何か感じ取ってくれたのか、ニャース用ソファやら机の上やらの定位置へと戻っていった

そろーりと忍び足で眠るクチナシさんの元に近づいて腰を下ろす


『(うわ〜…やっぱカッコイイな、クチナシさん)』


年相応に口元とかに皺は入っているけれど、長い睫毛とか、切れ長の目とか、いつもニヒルに笑う薄い唇だったりとか。こうして見てもやっぱりクチナシさんはイケメンだ

投げ出された長い足やスリットの入った赤いシャツもガッチリした胸筋のせいで少し生地が張っててとってもセクシーだし

めちゃくちゃ写真がとりたいと悶々考えているとクチナシさんの唇がふと動いたのに気がついた。起きちゃうかな?


『起きましたかね…クチナシさ〜ん…?』



「…ぁ、…ン…ッは、」


『(…ん?)』



「ふ、……ッ ん、……、ぁ …あッあなた………。」




『(…んんんんんん?!?!)』




ちょ…っ コレヤバいクチナシさんの色気ヤバいまじで、今私の名前呼んだ?呼んだよね?!

どうやらクチナシさんは、エロい夢…俗にいう淫夢というものを見ているのではないか?それも恐らく登場人物は、この私…!!

ゆーっくり横たわるクチナシさんの股間の方へ目を移すと、緩めの黒いズボンがぐ、ぐ、と持ち上がっていくのがわかる。た、たたた勃ってきたぁ…!
どんだけエロいのですかほんとこのおじさんは…ッ

コレは襲わないと失礼でしょ、むしろ!
うわぁ…クチナシさんの合意を得る前に襲うのは初めてだからすごく緊張する…!
そっとそこに手を伸ばして、先っぽのあたりを人差し指でつん、と触ってみる


「んぁ…っ」


『(ひいいいい!!!)』


ニャースたちが離れたところからすごく不思議そうな顔をしてこっちを見てるけど、ちょっと今はそれどころじゃない。
コレはやば過ぎる!!寝てるのにこの感度とかエッチ過ぎるぞクチナシさん!
こんな事をしてもクチナシさんが全く起きる気配を見せないのをいい事にどんどんヒートアップする。
ズボンのチャックを下ろしてからそれを下着の中から取り出すと先っぽはぬるりとした液で濡れていて、握ってみると凄く熱くて、硬い


顔を見てみると眉を寄せて、半開きになった唇から抑える事なくエロい声が漏れてくる その間にも、ぽつりと私の名前を呼ぶ声に堪らなくなって、ぱくんっとそれを咥えた


「ッあ、ぁ、……く、んン…!」


『んむ…っ』


寝てても気持ちいいのか、少し眉を潜めていて、顔も火照ってきてて、首筋も汗ばんできたのが分かる
口から漏れる低くてエロい声の合間に私の名前が呟かれて、子宮がきゅんと疼いた



ほんとめっちゃたまらないな…

そんなことを考えながら頬張ったソレを舐めていると、刺激に耐えるように骨ばった手がソファを引っ掻く
…あ、コレをするってことは、クチナシさん多分もうイキそうなんだ…っ

寝ているクチナシさんの力んだ手を撫でてから、じゅるっと音を立てて吸い付いた


「んあ…ッッ、ア、ぁあ…!」


『ンッ…』


どくん、と口の中で大きくなって、音を立てながらクチナシさんのが出てるのが分かる

苦くて、喉にへばりつくくらいどろどろしてる

そんなものマズいだろ、って言ってクチナシさんは私の為に精液を飲むのをやめさせたがってるけど、不思議といつも全部飲みきりたいからクセでまた全部飲んじゃった

きっと夢の中の私もこうしていたのかな。
夢の中の私と現実の私をすり替えて、クチナシさんを襲ってる…人の夢を自分のいいようにして精を飲んで喰っちゃうなんて、なんだかまるで夢喰いみたい。

余韻でクチナシさんの体がピクピクと跳ねる
全て出しきるように最後にソレの先っぽを吸うとンッ、とエッチな声がまた1つ漏れる。

目を閉じたまま荒い息を繰り返すクチナシさんが何ともたまらなくてそのまま観察していたら、眉がピクッと動いて、ソファーに爪を立てていた手の力がフッと抜ける。

…これは、やばい!!



「…っ、 ぁ…は、っあ
…ぅ、んんん〜…っ。」



『(!やっぱり、起きちゃう…!とりあえず外に!)』



完全に油断してた…イッたら流石に起きるよね!そうだよね!!

シュバッとクチナシさんの身なりも整えてから後処理を終えて、またまた忍び足で交番の入り口に歩いてから、とりあえず静かに扉を閉めた。


息を殺して扉に耳を当てて、中の様子を伺う。

厚くない扉の向こうから、んん〜と低く唸る声が聞こえた。
お、起きた…かな…??



『失礼しまぁ〜す…クチナシさん…?』



「……、ん?…ああ〜…おう、あなたかい」



『もしかしてクチナシさん、今寝てたんですか?お、起こしちゃいましたかね…?』



「いや…ちょうど今目が覚めたトコだよ」


目が覚めたクチナシさんは眠そうに欠伸をして、猫背な背中をぐーっと伸ばす。
眠そうにな目を擦っているとき、欠伸のせいじゃなくて明らかにさっきのアレで出た生理的な涙を拭うのを見て軽くムラっときたのは内緒。


「…しっかし、ずいぶん久々に夢みちゃったな」



『(ゆ、夢?!)へぇ〜…!どんな夢だったんですか?』



「…あー、なんか…あなたが出てきた気がするな」


『お、おおん…私が…!それで…』


「そんで…。
……いや、教えてやんない」



『うわっ気になる…!!そこまで言ったら気になり過ぎるじゃないですか!教えてくださいよ!』




「ククッ…俺はもうおじさんなもんでね、忘れちまったんだよ」



『ええ〜!!!』



いつものように、片方の口角だけあげてニヒルに笑うクチナシさん。
絶対これは教えてくれない、イジワルをする時の顔だもん…き、聞きたかった…!!
だけど…




「(…ハァ、困ったねえ
鮮明過ぎるくらい覚えてて、どうにかなっちまいそうなのによ)」





『(…私は多分、その夢の正体をほとんど知ってる。だって、夢ごと私が食べちゃったから)』

























end

ぷちあとがき


嫌い≠苦手の派生で実はこのシリーズ始まりました、ゆうわくとかてんしのキッスとかエロ技をかましていこうっていうアレです。独断と偏見その他諸々の審査基準で紫苑がエロいと思ったものをちょっとしたお題というか技になぞらえてこんな感じで書いていきます

このゆめくいは、嫌い≠の夢主の元設定がこのアホ系が元だったのですがボツったのでちょっと変えてりふぉーむ的な感じです、なので軽く最初らへん似ちゃってますが気にしないでください←
というわけでこのシリーズももやっとがんばるのでよろしくお願いします!

紫苑

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