12/06の日記

23:28
貴方のそばで羽根を落とす日まで 儚く歌い飛ぶの I'm Butterfly
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結局昨晩は
ほとんど寝つけなかった。

これは
まどろみでみた僕の夢の話。

※少々過激表現あります








そこは真っ白な
何もない閉鎖した空間でした。

僕はそこで
彼女と2人で立っていました。

他愛ない会話をしていました。


すると突然
彼女は思い出したような顔をして
僕から離れていくのでした。

呼ぼうと思いましたが
声が出なくなっていました。

だから
懸命に走って追いかけました。


なんとか追いついた僕は
彼女を抱きしめました。

きつくきつく抱きしめました。

そうじゃないと
彼女がスルリと僕からすり抜けて
二度と戻らないような感覚に
襲われたからです。

だから僕は彼女が離れないように
抱きしめました。



どのくらいそうしてたのでしょうか。

ふと気づくと
彼女の体は冷たく強ばっていました。

唯でさえ白かった肌は更に白く
空間に浮かび上がっていました。

目から流れた赤い涙が
僕の右肩を濡らしていました。

僕は彼女のまぶたを
静かに丁寧に閉じさせました。



僕は途方に暮れました。

時間もわからない空間で
彼女の隣で
彼女を見つめてるしかありませんでした。



それからまた
いくらかの時間を過ごしました。

すると今度は突然
彼女の体が宙に浮きました。

そして
遠くへ飛んで行こうとするのです。

僕はまた
彼女を追いかけました。

なんとか追いついた僕は
今度は彼女の手をとりました。

すると、なんと彼女の腕は
いとも簡単に外れてしまったのです。



僕は彼女の右腕を抱き
再度途方に暮れました。

このままだとこの右腕も
僕から離れようとするんだろう…
と、僕は考えました。

そこで僕は思いついたのです。

「彼女を、僕の中に…」

口を開き
彼女を入れようとした時…




夢から目覚めた。

夢ではまったく泣いてないのに
枕だけがひどく湿っていた。

またこの夢か…
と僕は思った。

みーたを想いながら寝ると
高頻度でみる夢。

みーたは遠くに行って
僕だけ置いてきぼりの夢。

みーたを
僕に閉じ込める夢。

僕がいつまでも
閉じ込められている夢。



今晩は
せめて夢の中だけでも幸せを…

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