自由ノートに落書きした
□日記2/14
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今日はとても嬉しく楽しいことがありました。
人生で最高だと思った日でした。
どんな日だったのかって?
この日記を読みかえしたときに楽しく思い出せるように物語風に書いてみたいと思います。
それはシスタ―の一言から始まりました。
「みなさん、次の登校日には実技の授業がありますので今からお配りするプリントに書いてあるものをご用意下さい。それでは、本日はここまでにします。」
シスタ―はそう言うと、そのまま退室しました。
「これってどうゆうことなんだろう、理人さん?」
「さぁ、私も詳しいことは存じ上げません。」
理人さんも不思議そうな顔をしていました。
「ねぇメイ。」
2人で顔を見合わせていると、不二子さんがこっちに来ました。
「さっきの話のことだけど、これって調理実習じゃない?」
「私もそう思った。」
みるくちゃんも会話に入ってきました。
「えっどうして?」
「プリントにエプロンと書いてあるよ。」
泉さんがプリントのエプロンの文字に赤マーカーをつけて指し示してくれた。
「調理実習ですか・・・一体何を作るのかな・・・?」
「そもそもなぜ今の時期に調理実習をやるのですかね?」
「確かに変だなこりゃ。」
「ですよね。なんでだろ。」
木場さんも大門さんも根津さんも柴田も不思議そうに顔を見合わせていました。
「まったく・・・調理実習って面倒だわ、ね、青山。」
「はい。リカ様の仰るとおりです。」
本当に面倒くさそうにリカさんは溜め息をついていました。青山も若干面倒くさそうでした。
「まぁとにかくおもしろそうだし、きにするなっちゃ☆」
タミちゃんは本当に気にしてないようでした。後ろの神崎さんは不敵に笑っていたけど・・・(汗)。
私たちはしばらくその話をしていて、それぞれの部屋に戻った。