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□相視相目？
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最近、同じクラスのギズモとよう目が合う。
最初は、偶然やろ、とか、気ぃ合うなぁ、ぐらいしか思ってへんかったけど…
最近は何かちゃう気がする。
気のせいやないと思う。
わっ
また目合った、今。
「うわっ、どこ飛ばすねんケンヤ！」
と、同時に俺の回しとったシャーペンが白石に飛んだ。
「ス、スマン白石」
今のも見られとったかな、と思ったら、もう見てへんかった。
「そら、気のせいっスわ」
「ちゃうって！！」
「それか、ケンヤがヤラしい視線送っとるから睨み付けてんとちゃう？」
「ヤラしい視線なんか送ってへんわ！」
せっかく人が勇気出して真剣に相談しとんのに…！
「財前と白石に話した俺がアホやった！もうええ！！」
「あ、ケンヤ！…スネて行ってもた…」
「実際、どうなんスかね…」
財前の言う通り、ただの気のせいなんかな…
ホンマにヤラしい視線送っとったかもしれん……
休み時間が明けた授業中もそんなことをボンヤリ考えとったら、
あ、
目合った。ヤバいっ、
…反射的にそらしてもた……
絶対いま感じ悪いとか思われたわ…これ以上変なことして嫌われてどないすんねん。
最悪や…
俺はそのまま机に突っ伏した。