short
□だいすき
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「こーちゃん」
「ん?」
「だいすきーっ!」
そういって私はこーちゃんに抱きついた。
こーちゃんの誕生日だから、いつもはこんなことしないけど今日は特別なの。
「…なんだよいきなり」
「あらこーちゃん照れちゃってー」
「照れてねえ」
そう?と言いながら私はこーちゃんから離れた。
今日は寒いから、さっき抱きついたときのこーちゃんの体温が気持ちよくてもう少しさっきのままでいたかったんだけど。
「それにさ、」
「なあにー?」
「…俺のほうが百香のこと好きだよ」
こーちゃんはそういってそっぽ向いた。
やっぱり照れ屋さんだ…なんて思ってたけど、私も人の事はいえなくて。
「なに赤くなってんの」
「な、なってないし!」
ああもう可愛いなあ、と言ってこーちゃんは私をぎゅっと抱きしめてきた。
やめたまえ!てかかわいくないし!
と反論するとそーいうとこが可愛いーの、ってこーちゃんが言った。
こーちゃんの体温とどきどきが伝わってきて、私までどきどきしてる。
「こーちゃん」
「ん。」
「誕生日おめでと」
だいすき
(来年も一緒にいれたらいいね)
泉のたんじょうびー!
ひたすらいちゃいちゃしたお話
名前変換すっくなくてごめんなさい…
121129 end*
雫 shizuku