優しくない話。

□お掃除Day
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「ヒョン、部屋を片付けたらどうですか。いい加減見るに耐えません」








単独の仕事から帰るやいなや、チャンミンに言われた。








「うう〜最近は忙しかったから多めに見てよ、チャンミ〜ン…」






ちょっと甘えてみると、チャンミンは露骨に嫌そうな顔をした。





おっと、怒った?




でも本当なんだけどな〜…。







それにしても、怒った顔も可愛い…、なんて考えてしまう俺。





不謹慎すぎる…。







ソファに座っているチャンミンの隣に飛んで行って、上目遣いで許しを請う。






チャンミンが横目で俺を見る。







な、なんかセクシーだな、マンネよ。






なおも見つめ続けると、チャンミンがついに観念してくれたようで、いつもの呆れた風の溜息をついた。







いつも結局最後にはチャンミンが折れてくれる気がするが、俺はほっと胸を撫で下ろす。






そして長い溜息をつき終わったチャンミンが言った。















「…かくなる上は、僕が掃除します」















……………えっ?
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