Calling
□2.裸足の女神
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怪我した三井を瑠衣が拾ってから数日が経った夜。
三井が、再び瑠衣宅を訪ねてきた。
Calling
―2.裸足の女神―
ピンポーン………
『はいはーい。鉄兄ィならいないよー』
「……俺だ」
『詐欺?』
「ちげぇよ!三井だよ三井!三井寿!!」
ガチャッ――――
『なんだ寿か』
「おう」
『こんな遅くになんの用?』
「鉄男いるか?今晩泊めてほしいんだが」
『いねーよ?』
「集会か?」
『いや、今日は明け方まで仕事。とりあえず夜遅いし上がりなよ』
瑠衣は三井を招き入れた。
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