DAYS.

□Day in the Morning
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朝6時。目覚ましを止めて起きる。
寝起きはあまりよくない。
ぼーっとしながら着替えて朝御飯たべて。


朝6時40分。家を出る。
そして向かいの家のツヨを迎えに行く。
ツヨはバスケ部のキャプテンしとるのに朝弱い。

『おはよー』
「はよー…」

カリメロヘアのてっぺん、寝ぐせで髪ハネてるで。







そして2人でノロノロとみのりんの家に向かう。
みのりんは一番朝強いタイプ。
いつも家の前で

「おはよーさん。遅いで!」


って言って待っている。





そして3人でこんどはあっくんの家へ。

あっくんは3人分のモーニングコーヒーを入れて待っていてくれる。たぶん朝は強いんやと思う。



私は泡立てミルクたっぷり。
ツヨはミルクとコーヒー半分ずつくらい。
みのりんは意外にもブラックを好む。
あっくんはその日の気分で決めるらしい。


コーヒーを飲んで、目が覚めたところであっくんの家を出る。あ



5分くらいあるくとバス停がある。

豊玉に通うツヨとみのりんはここでバス停に乗る。





「南クン、バス乗る前に寝癖直した方がええで」


「……は?」


『気付かんかったん?頭のテッペン、妖気立ってるで』


「ホンマか?あかん直さんと」


「バスきたでー」


「ボクのワックス貸したろか?」


「おお、借りるわ。帰り返しに行くわ」


「ほないってくる!」


『いってらっしゃーい!』




2人をバタバタと見送ってから私とあっくんは大栄に向かって歩き出す。大栄はバス停から歩いて15分。




「今日もバタバタの朝やったね」

『ホンマやね』






On Day in the Morning
(高校が別々になっても、小学校の頃とかわらない、4人一緒の朝の光景)





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