Calling

□5.Hey my friend
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それから数日がたったある日…







『堀田、放課後時間ある?』


「姉御…大丈夫だけど」



『ちょっと野暮用付き合え。寿や周りのやつらには内緒な』





瑠衣は、堀田を呼び出した。













駅前の落ち着いたカフェ。
二人は向かい合わせに座った。






『最近、どうなの?』


「どうって…?」



『寿のことだよ。堀田もわかってるんじゃないの?三井寿の様子が変わったことくらい』



「………まぁな………」



『沙奈も寿の雰囲気変わったって言ってたからさ。なんかあったの?』










「………最近、みっちゃんスゲー荒れてるんだ…」






堀田はぽつりぽつりと話し出した。






「1ヶ月くらい前からかな。急にいろんなものに当たったり、別の不良チームにケンカ売ったりしだして…。」



『は?なんだそりゃ』


「みっちゃん、元々そんなケンカ売るような奴じゃなかったし面倒くさそうにしてたんだけどさ、ここ最近はヤバいんだよ。来る者拒まずって感じで片っ端からボコってる」



『へえ………』



「目が、イっちゃってるんだよ。冷たい目をしてる」



『大丈夫なのかそれ…』



「俺らも止めてるよ。それと…」




『それと…何だ?』








「みっちゃん、1年の宮城リョータって奴を目の敵にしてる」








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