設定集
□敵機体設定
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エンジェル・ゼロ
スカーレット・エクシリオンの乗機。待機状態は緋色のミサンガ。
EU圏が［イグニッション・プラン］とは別に考察した第三世代IS強化計画［G計画］に基づく開発された六機の内の試作型第一号機。高機動と高攻撃力を融合した高性能機。機体設計をギリシャ、フレーム及び機体製造、ビーム兵器開発をイギリス、実弾兵器をフランスが担当している。その完成披露時にスカーレットが単身で襲撃、強奪した。
既に擬似太陽炉用にカスタム、さらには第二形態移行（セカンド・シフト）も完了している。
機体名の由来でもある特徴的な四基のウイングスラスターの間に擬似太陽炉を一つずつ、計三基搭載している。
ちなみに機体名のゼロは後述のゼロシステムにちなんだもの。
武装
▷ツインバスターライフル：この機体最大の特徴の一つである武装。初期のエンジェルのバスターライフルと違い、カートリッジ式では無く擬似ＧＮ粒子と電力をＧＮドライヴとジェネレーターから直接供給するタイプとなっている。最大出力時はセラヴィーガンダムのハイパーバーストにも及ぶという。出力調整も可能で、一般的なビームライフルも撃てる。更に二挺を分割し、一挺ずつのバスターライフルとしても使用可能。
▷ビームサーベル：ＧＮ粒子を圧縮加速させ熱剣状としたビーム兵器。太陽炉を三基積んでいるだけあって純粋に出力は高い。装備箇所は両肩のアーマー内部に二本装備。
▷マシンキャノン：両肩に呼出（コール）して装備する四銃身式機関砲。基本的に近距離に近づいてきた機体への迎撃に使用されるが、わずか数発で第二世代ISの装甲を貫通可能など、威力は高い。これを作った会社はデュノア社となっている。
▷ウイングシールド：防御用の大型実体シールド。先端部には開閉動作による打突機能があり、これだけで近接戦も可能。前方部にバルカンも付いている。装備箇所は基本的に左腕。
▷ウイングバルカン：シールド前方部に装備されたバルカン砲。ビームと実弾を使い分ける仕様となっていて、マシンキャノンと共に自衛の要。
単一仕様能力（ワンオフ・アビリティー）/Z.E.R.O.System.（ゼロシステム）：機体内部に内蔵された高性能フィードバック機器から脳の神経系に、機器が打ち出した【勝利】するための戦術を直接伝達するシステム。フィードバック機器自体はかなり性能が高く、一見した情報だけで相手の戦闘パターンを幾つも予測、対策の算術を立てる。ただシステム自体が欠陥で、【勝利】以外は重要視しておらず、最悪の場合パイロットの死も厭わない。スカーレットはこれを無視する時が多く、あくまでも敵戦術予想機器程度にしか思ってない。