喰えない子

□喰えない彼女。
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【微エログロ?注意!】



コンコンコン

「しっつれーしまーす」


返事をするより早く、間延びした声とともに理事長室へと入ってきたのは朝倉華。
我が祓魔塾の講師であり事務員であり、保健室のせんせー(萌)だ。


「やあ、よく来ましたね☆そんなに私に、」

「先日お渡しした書類のことなんですが」


私の言葉なんぞ聞く耳持たず、といった態度。
いやあ、本当に食えない娘だ。





喰えない彼女。






思わず、ため息が漏れた。
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