あおぞらでいず。

□休み時間。
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〜泉視線〜

長い授業を4時間受けようやく昼休み。

いつものメンバー、田島、三橋、浜田で飯を食べる。

ん?愛生?
あいつは放送部だから、いるときの方が少ない。
中学の時からずっと一緒に居たから愛生がいないのは物足りないが、コイツらがいるから寂しくはない。

『始まりました愛生DEナイト!』

「お!愛生だ!」

田島が叫んだ。てか、いちいち反応すんな、立ち上がるな。いつものことだろ。

「田島座って食べろ」

さて、今日のゲストは?
卵焼きを口に入れながら次の言葉をまつ。

『今日のゲストは1年7組野球部の阿部隆也くんです』

「「「ブフッ」」」

思わずさっき口にいれた卵焼きを吹き出してしまった。
もちろん、浜田たちも先ほど口に入れたものを吹き出している。

「あ、阿部くんっ、だ」

あ、阿部ぇ?!何で?てか、よく阿部がOKしたな?!

『よろしくお願いします』

すごい早口と棒読みの阿部の声が響く。

『はい、よろしくお願いします。えーと、阿部君のポジションは確かキャッチャーでしたよね?』

『はい、うまくリードしてピッチャーと二人でアウトを取れたときはとても気持ちいいです』

以外と...普通だな?

『フムフム...では、ピッチャーの事をどう思いますか?』

『一言で言えばムカつきます』

「!」

三橋がショックで固まってやがる...

『なるほどーでは今までで一番ムカついたことは?』

『クソがフライを落としたときですね』
水谷か。


〜水谷〜

「阿部ひどい!」

「水谷うっせ」

〜終了〜

『なるほど〜では、ここを直したい!っていうのは?』

『たくさんあります。まずー』

こんな感じで放送は続いていき、ダメ出しをくらったら俺らは阿部を見返してやるということで、いつも以上に気合いが入っていた。
てか、まず質問の内容がおかしいだろ。


終わり

ただのおふざけです。
 

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