記憶。
□2.
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まだ部活に所属してない私たちは、
時間が有り余っていた。
「涼太」
「なんスか、遥っち」
「暇」
「そうっスね」
時間がありすぎてありすぎて、
暇すぎる。
暇すぎたので、涼太んちに来てみたが、
やっぱり暇。
あ、ついでに涼太んちは
私の家の隣、ね ((
「しょーがない。Wiiでもしよ」
「大乱っスか?」
「もちのろんですよ」
まあ、大体することと言えばこれかな。
「涼太はー...またカービィか」
「なんか使いやすいんスよね。
そういう遥っちはまたアイクっスか ww」
「うるせー。使いやすいんだから。
今度こそぼっこぼこにしてやるかなら」
「はいはい ww」
....いつもいつも負けている私。
ほんとに弱い。←
もう涼太んちでやるの23回目なのに、
一度も勝てない。
「また負けたー」
「俺に勝つなんて100年早いっスよ」
「涼太のくせに、生意気だー」
「ひどいっス!」
「さて、じゃあ行きますかー」
「え、無視っスか」
「行くの行かないの?」
「...行きます」
大乱を終えて、私たちはいつもの場所へむかった。
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