記憶。

□2.
1ページ/2ページ



まだ部活に所属してない私たちは、
時間が有り余っていた。

「涼太」

「なんスか、遥っち」

「暇」

「そうっスね」


時間がありすぎてありすぎて、

暇すぎる。

暇すぎたので、涼太んちに来てみたが、

やっぱり暇。


あ、ついでに涼太んちは
私の家の隣、ね ((

「しょーがない。Wiiでもしよ」

「大乱っスか?」

「もちのろんですよ」

まあ、大体することと言えばこれかな。

「涼太はー...またカービィか」

「なんか使いやすいんスよね。

そういう遥っちはまたアイクっスか ww」

「うるせー。使いやすいんだから。

今度こそぼっこぼこにしてやるかなら」

「はいはい ww」


....いつもいつも負けている私。

ほんとに弱い。←

もう涼太んちでやるの23回目なのに、
一度も勝てない。


「また負けたー」

「俺に勝つなんて100年早いっスよ」

「涼太のくせに、生意気だー」

「ひどいっス!」

「さて、じゃあ行きますかー」

「え、無視っスか」

「行くの行かないの?」

「...行きます」


大乱を終えて、私たちはいつもの場所へむかった。




.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ