どりーむ
□ま、まさかのトリップ!!?
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気がつくと、知らない部屋にいた。
あれ…?
ここどこ?
…確か、コンビニ行こうと思って歩いてたら、マンホールに落ちて、なんか聞いたことのある声の人に拾われて…ここは、その人の部屋…?
なんて思ってると部屋のドアが開いて、白衣を着たメガネの男の人が入ってきた。
あたしはその人の姿を見たとたん、開いた口が塞がらなかった。
?「あ、目が覚めたかい?なんか色んな所怪我してたから、手当てしといたよ。あと…聞きた――。」
「あっ、あの!!」
あたしは1人でペラペラ喋ってる白衣の男の声を止めた。
?「なんだい?」
「な…名前、もしかして岸谷新羅…じゃありませんよね…?」
おずおずと聞くとその人は、目を丸くして驚いていた。
?「なんで僕の名前を知ってるんだい!?」
「…岸谷新羅…まじで?」
新「いかにも、僕は岸谷新羅だよ」
可笑しい…同姓同名で顔までそっくりなんて…普通こんなことないでしょ…
だって岸谷新羅はデュラララってアニメの中の人物のはず…。
じゃあ…なんであたしの前にいるの…?
考えられる事は1つだけ…でもまだそう考えるのは早い。
よし、聞いてみよう。
「あの…ここってどこですか?」
新「ここは僕のマンションだよ」
「そうじゃなくて、まさか池袋じゃないですよね…?」
新「あぁ、池袋だよ?」
確・定
どうやらあたしはトリップしてしまったらしい
うーむ…これからどうしよう
腕を組んで考えていると岸谷さんは、ベッドの端に座り、訪ねてきた。
新「どうして僕の名前がわかったんだい?どこかで会った事あったっけ?」
…どうせ話しても信じてくれないよな…いや、でも…一か八か話してみるか…。
あたしはここまでの経緯を話すことにした。