Voice of rescue【救出の声】

□1―銃弾の雨
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何故、生きてしまったんだろう。

そんな事を考えていると、足に固いものが当たる。

激痛 激痛 激痛――……

足から血が流れるたびに、ドクドクと心臓が早鐘を打つ。

「っう、くっ……」

此処は、何処だ。
なんで、銃弾がある?
どうして血がある。
どうして、目の前は半分しかないの?

「……痛い……。」
片目を触るとズキリと痛みが走る。

そういえば、落ちたときに片目潰したんだよね……

だけど、それより足が痛い。
赤かった血が黒になる。

「止まれ……止まれ……」なんて言ってみるけど当然効き目はない。

「――――っ!!「大丈夫か……」?!」
目の前には青い髪の少年がいた。
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