BLECH〜最弱から最強へ〜ブリーチ長編

□狩りの極意は欲張らず、機を逃さない事
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「さあ、観念しろ。じき貴様を片付ける奴が此処にくる。それまで大人しくしているんだな」
腕を組み、シューリカーを見下ろしながらルキ
「くくくくっ…」
アがそう宣言をすると倒れているシューリカーは笑った。
「…何がおかしい?」
…おっ…そろそろだな…
「考えねーのかなーと思ってよ…どうして俺が今まで2体も死神を倒して喰う事が出来たのかって事をよ…」
確かに…見ているだけだったら、死神を倒せる程には強くない…
シューリカーの言葉を聞き、ルキアは首をかしげれば
「まったく…そんなコトだからアンタら死神は…どいつもこいつも俺達にヤられちまうんだぜぇ!?」
そう言うと同時に、人のふくらはぎ程の大きさの小さな虚が二人を取り囲む様に塀から這い上がり、姿を見せると二人に圧し掛かった。
さって…狩りの時間だ。
チャド達の背後の物陰に近付けば、義人は物陰に潜んだ。
「ムオオオオオオオォ!!」
チャドを押さえつけていたシューリカーの武器である小さな虚が叫び声と共に、義人の居る物陰に吹き飛ばされると
ダン!グチュ!ザシュ!!
「ギギッ!?」
うむ…意外と多いな
一匹を噛み千切り、二匹を前足で押さえつけ、羽根で6匹程の虚を仕留めれば、残った数匹の虚は逃げ出した。
「やっぱり、大きいのは有る意味武器だな」
そう呟き、前足に力を込めて押さえつけていた虚の命を奪うと、ルキアの動きを封じていた虚が蹴り飛ばされ
ダン!ガプ
「ギッ!?」
ボキッ!
ふむ…これで原作どおりになりつつ、俺の餌を確保出来た。後は、一護が来て、あいつの舌をもぎ取って、足が斬りおとされるのを待つだけだな。
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