IS〜Phantom operator〜IS長編

□真クラス代表決定戦
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「よぉ、遅かったな」
アリーナの宙に漂って居れば、まだフォーマットもフィッティングも完了していない一夏がアリーナにへと姿を現した。
「待たせたな、ディアス」
そう言い、一夏がディアスと同じ高さで漂うとディアスはやる気のなさそうな視線を一夏に向けた。
「なぁ、改めて聞くが…この一回限りの勝負で、俺が勝ったらクラス代表、負けたら一夏にISの特訓に付き合うの二つだったよな?」
「あぁ、そうだ」
「それ以外は無いんだよな?」
「?あぁ、それ以外は無い」
「男に二言は無いんだよな?」
「あぁ、男に二言は無い!」
ありがとう、一夏…その言葉を待ってたんだよ!
一夏の言葉を聞き、ニヤリと口の端を吊り上げてとても嬉しそうな笑みを浮かべれば、ディアスは刀を半身で構えた。
「なら、正々堂々と行くぞ!」
そう言い、ディアスは一夏との距離を詰め、斬りかかった。
「ええい!ままよっ!?」
そう言い、一夏は手に片刃の刀を手にすると、振るった。
「さって、何処まで付いてこれるかな?」
ガァン!ギィン!ギャンギャン!!
一夏は必死な表情で、ディアスに斬りかかるも、ディアスは退屈そうな表情を浮かべて全ての斬撃を防いでいた。
「おいおい、一夏…こんな物か?」
「くっ!」
距離を取って、ディアスが刀を担ぐ様に肩に峰を載せた。
さって…そろそろだな…
「さって、もうちょっとハンデを与えた方が良かったか?」
「正々堂々と全力で戦え!ディアス!」
「だったら、全力を出させて見せろ」
最も、ISを初めて操縦する奴に全力を出すほど、弱くは無いがな
「くっそーーー!」
そう叫び、一夏が叫びながら一気に距離を詰めると、光り輝き
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