BLECH〜最弱から最強へ〜ブリーチ長編

□狩りの極意は欲張らず、機を逃さない事
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どうも、義人です…今、チャドとルキアが追いかけっこしている最中です。ルキアさん、後ろから虚に追いかけられているのに気付いていないようです。
「…うん、まだだ…」
ルキアを追っている虚の背後を霊圧を何時も異常に消しながら、追っていれば目の前の虚…シューリカーはルキアに話し掛けていた。
…しっかし、自分も追われているのに気付かないとは…ちゃんと後方にも神経をとがらせて無いといけないぞ…それに、此処ぞっという時以外に姿を現すとはまだまだだね。
シューリカーをつけて息を潜めて眺めていれば、ルキアと戦闘に入った。
「…げっ!?鬼道を撃てる様になったのかよ!?って、言うより無傷ってどういう事だよ!?」
やっべぇ〜…今まで、一護の刀だけで近付かれない様にすれば良かったのが、ルキアの鬼道にも注意しないと…そして、背後を取って、強くなったのを良い事に不意打ちを打たなくてよかった〜
シューリカーとルキアが何言か話しているが、義人は距離を取っていたので、上手く聞き取れなかったのだが、そんな虚に向って一人の男が駆け寄り
ゴッ!
………原作を知っているから、そんなに驚きはしないと思ったのだが…虚になって初めて実感出来たよ…なんで見えないのに関わらず殴れるんだよ!普通は逆だろ?!
チャドがシューリカーを殴ったのを見て、唖然としていれば、見えていないチャドは辺りを構わず殴るも空を切るが
ドン!
「………主人公補正ってチートだな…」
再び、シューリカーを殴るその姿を見れば、思わず声にだしてそう呟いた。
「ヒャハハハハッ!これなら手も足も出ねーだろ!!ええ!?どうする、出来損ないの死神サンよぉ!」
普通はそう思うよね…
「おおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!」
ボキッ!!
「なんだとぉぉぉぉx!!?」
幾ら古い木の電柱だからといって、折れなんて思わないよな…虚が折るんじゃなくて、人間が生身で…
ドン!!グシャ!!
シューリカーが地面に叩き落されるのを見て、義人は改めて主人公補正の理不尽さを目の当たりにした。
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