BLECH〜最弱から最強へ〜ブリーチ長編

□僕は悪い虚じゃないよ(プルプル)「虚の時点で悪い霊だからな」
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「ラーはラーメンズのラー、シーは品川庄司のシー」
間抜けなドレミファソラシドの替え歌を歌っている一人の亜麻色の髪の毛を腰まで伸ばした巨乳の少女が夜中の交差点を歩いていれば、一台の車が猛スピードで向っている。
げっ…あれは撥ねられるぞ!
義人は最近生えた羽根で、空を飛ぶ練習がてら少女が撥ねられそうになるのを見つければ、助けるべく空を滑空した。
「!」
少女も車に気付き、避けようと小走りになるも
「!?」
何かに足を掴まれて、動けない事に驚いた。
助かれ!
ドン!
義人が少女の背中に当たれば、その衝撃が強かったのか、足を掴んでいた手から離れて彼女は歩道に倒れた。
ふぅ…危なかった………あれ?この少女、何処かで見たことあるぞ………あっ…思い出した。この子、井上織姫じゃねぇか!
まさかの原作キャラとの出会いに驚けば、織姫は辺りを見渡した。
………まだ、能力に目覚めて居ないとはいえ、一護達に報告されたらヤバイかも
少しでも生命の危機を可能性を減らそうと、決めれば義人は急いでその場から飛び去った。
「いたた…なんだろう?何も無かったのに…」
そう呟く、織姫の足には虚に掴まれた痣が、腕には義人が当たって出来た痣が浮かび上がっていた。
そう言えば、織姫の最初って確か、あれだったよな………織姫の兄貴との…確か………うん、これは餌にありつくチャンスだ。
空を飛びながら、義人は強くなるチャンスだと解ると、新潮に行動しようと決めた。
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