みず玉(2)
□トリップ28
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「・・・・・え」
『さっき・・・ 名前呼んだか・・・? うん』
その言葉に一瞬思考が停止する
泥「・・・・・・・」
「え・・・えと・・・」
ど、どうしよう
まさか聞かれてたなんて
「えっと・・・あの・・・」
なんて答えていいのかわからない
デイダラをみると真剣な顔をしている
思わずその表情にドキッとする
今、いくなはベッドのすぐ横にいるのでデイダラの顔が近くにある
デイダラの顔が赤いのは熱のせいか・・・ それとも・・・
泥「・・・いくな」
「狽ヘっ、はいっ!?」
泥「・・・・・・・・・」
「・・・え?」
デイダラが何か言ったような気がした
ちゃんとはききとれなかったけど
『・・・もう、我慢できねぇ』
そうきこえた