みず玉(1)

□トリップ1
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午後5時03分


女「あゆる−! 部活いこー」

「あー 先行ってて!
あたし日誌かかないといけないんだー」

女「そうなの? じゃあ先いっとくねー」

「うんっ あとでいくねー」












「ふぅっ やっとおわったー はやくださないと」



あゆるは職員室に向かった







「失礼しましたー

・・・うわっ もうこんな時間じゃんっ
やばっ 部活おくれるっ」



あゆるは急いで部活へむかった



「やばいって! 先輩にころされるっ汗
ええっと今何分?!」


あわててケータイの時計をみる


「23分っ!?」

ああ やばい しんだ・・・
ええいっ こうなったら全力で走るしかないっ


ダダダダッ




そして階段まできたとき・・・



ズルッ



「・・・え?」

やばっ おちる・・・








あゆるはギュッと目をつぶった











・・・・?
痛くない・・・?

 

おそるおそる目を開ける



「・・・なっ 何ここっ!?」



周りに広がっていたのは森



・・・どゆこと?

えーと・・・
たしかあたし走ってて階段からおちて・・・



死んだ?

ここ天国ってこと?


いやいやいや
それはない

ってか死にたくないっ!

あたしまだ16だよっ!?
高校生だよっ!?


こんなんで死ぬとかどんだけ悲しい人生なんだ・・・


死ぬなら最後に大好きな暁にでも会いたかったよ





すると遠くから足音が聞こえてきた




えっ!?
ど、どーするべきっ?

隠れるっ!?
ここどこかきくっ!?


だれか助けてーっ





するといきなり何かが飛んでくる音がした




グサッ




「・・・・へ?」




音がした方を見ると、クナイがあゆるの足のギリギリのところにささっている


どこからかクナイが飛んできたようだ



「あっぶなぁっ!?
あ、足元ギリギリじゃんっ」





?「・・・だれだ?」





えっ 見つかった・・・
やばいやばいっ
だれっ!?

ころされるっ!?







足音がどんどん近づいてくる






ああっ 神様っ 仏様っもう何でもいいから助けてくださいっ!

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