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□2013拍手文
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(1月)
「…俺も剥きたい」
「あかん。景ちゃんの手汚れてまう」
「………俺も剥きたい」
「…あかんって。黄色なってまうよ」
「剥く。…………ぁ」
「あーあ、蜜柑ぐっちゃぐちゃやし」
「……お前が見てくるから」
「心配なんやもん。…ほら手ぇ貸して」
「ぁん?」
「蜜柑まみれ。どうやったらこうなんの。…ん」
「っっ!!てめ、くすぐってぇ!バカ!」
「あ、手のひら舐めることにはノーリアクション?」
「………」
「っっ!蹴るんはやめて!何気、めっちゃ痛い」
「っっっ!……痛ぇ」
「狭い炬燵で、長い足暴れさせるからやんか…。
もー、よしよし。ほんま可愛ええなぁ」
「そんなんじゃ治んねぇよ。
kissしろ、kiss」
「無駄な発音のよさが流石やな。はい、ちゅー」
「…ん。上出来だ」
「はいはい、ありがとう。蜜柑剥いたげるから」
「仕方ねぇな。剥かれてやるよ」
「…服を?」
「死ね」
結露
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